Mihata
AI活用2026.07.29

AIでセミナー告知文を作成|集客できる案内文の型とプロンプト例【2026】

セミナーやオンラインイベントを企画したものの、「告知文をどう書けば人が集まるのか分からない」「案内メールやLPの文章を毎回ゼロから考えるのが負担」という声は多く聞きます。日程と内容を並べただけの告知では、なかなか申し込みにはつながりません。

結論から言うと、セミナーやイベントの告知文は、生成AIを使えば「型」に沿った下書きをすばやく作れます。告知文は主にタイトル・リード(つかみ)・本文(内容と得られる成果)・登壇者/実績・申込訴求(CTA)の5つのパーツで構成されます。この構成と、集客コピーの型(PREP法・AIDMA法など)、そして「誰に・何を得てもらうか」をAIに具体的に指示すれば、たたき台は数分で用意できます。ただしテーマ設計・オファーの中身・誇張表現のチェックは人が担うのが失敗しないコツです。

この記事では、告知文を作る全体像、集客できる文章の型、タイトル・リード・申込訴求それぞれのプロンプト例、そして景品表示法(誇大広告・優良誤認)で気をつける点までを解説します。なお、ここで扱うのは参加者を募る「告知コピー」そのもので、作った告知を届ける配信の工程は別です。メールで届ける方はAIでメルマガを作成・配信する方法も合わせてご覧ください。

セミナー告知文をAIで作る全体像(任せる範囲と人が決める範囲)

AIに告知文を任せるといっても、丸投げでうまくいくわけではありません。「何をAIに任せ、何を人が決めるか」を先に線引きすると、質と効率を両立できます。

告知文を構成する5つのパーツ

  • タイトル(キャッチコピー):一覧やSNSで最初に見られる。参加メリットが一目で伝わるか
  • リード(つかみ):冒頭2〜3行。読者の課題を言い当て「自分ごと」にさせる
  • 本文(内容・得られる成果):カリキュラムと、参加後にできるようになること
  • 登壇者・実績:誰が話すのか、信頼できる根拠
  • 申込訴求(CTA):日時・定員・申込方法・締切。行動の後押し

AIに任せてよい範囲/人が決める範囲

実務では、文章表現の言い換え・複数案の量産・型への当てはめはAIが得意です。一方で、セミナーのテーマ設定・ターゲット(誰の課題を解くか)・オファーの中身(価格や特典)・事実や実績の正確さは人が決めます。ここをAIに委ねると、魅力的でも中身の伴わない・事実と違う告知になりかねません。

決めること

主な担当

表現の言い換え・複数案生成・型への整形

AI

タイトル10案、リードの言い回し

テーマ・ターゲットの設定

誰のどんな課題を解くか

オファー(価格・特典)と実績

参加費、事実に基づく実績

誇張表現・事実のチェック

景表法に触れないか

集客できる告知文の「型」(PREP・AIDMA・PASONA)

ゼロから書くと構成に迷いますが、コピーライティングには実績のある「型」があります。AIに「この型で書いて」と指示すると、説得の流れが崩れにくくなります。代表的な3つを押さえておきましょう。なお効果には個人差があり、どの型が最適かはテーマや読者によって変わるため、複数案を作って比較するのが実務的です。

PREP法(結論から手短に伝える)

PREP法は結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)の順で書く型です。「このセミナーで何が得られるか」を先に言い切るため、読み手が短時間で価値を判断できます。SNS投稿や短い案内文に向きます。

AIDMA法/AIDA法(読み手の心理を段階的に動かす)

AIDMA法はAttention(注意)→Interest(興味)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)の順に読者心理を刺激する型です。注意を引く見出しで始め、興味・欲求のパートで参加ベネフィットを描き、最後に申込という行動へ導きます。LPや長めの告知メールに向きます(記憶を省いたAIDA法もほぼ同じ流れです)。

PASONA法(悩みに寄り添って解決を示す)

PASONA法はProblem(問題提起)→Affinity(共感)→Solution(解決策)→Offer(提案)→Narrowing down(絞り込み)→Action(行動)の順に構成する型で、マーケターの神田昌典氏が提唱したものです。「こんな悩みはありませんか?」と課題から入り、セミナーを解決策として提示する流れは、悩み解決型のセミナー告知と相性が良い型です。

構成

向く場面

PREP法

結論→理由→具体例→結論

SNS・短い案内文

AIDMA法

注意→興味→欲求→記憶→行動

LP・長めの告知メール

PASONA法

問題→共感→解決→提案→絞込→行動

悩み解決型セミナー

「機能」ではなく「ベネフィット」で書く

型と同じくらい大切なのが、機能(何をやるか)ではなくベネフィット(参加後にどうなれるか)で語ることです。「Excel関数を解説します」ではなく「明日から月次集計にかかる時間を減らせる」のように、参加後の未来像を具体的に描くと申し込みが増えます。ただし後述のとおり、成果を断定・保証する表現には注意が必要です。

パーツ別・AI告知文プロンプト例(タイトル・リード・申込訴求)

AIは指示が具体的なほど良い告知文を返します。共通して「誰に・何のセミナーか・参加後に得られること・トーン・文字数」を渡すのがコツです。以下はコピペで使える型です(出力は案として受け取り、事実と表現は人が確認してください)。

① セミナータイトル(キャッチコピー)を作る

あなたはセミナー集客のコピーライターです。次の条件でセミナータイトル案を10個出してください。ターゲット:{例・中小企業の経理担当者}/テーマ:{例・AIを使った請求書処理の効率化}/参加後に得られること:{例・月末の入力作業を減らせる}/条件:30文字前後、参加ベネフィットが一目で伝わる、誇張・断定表現(必ず・絶対・No.1等)は使わない。

② リード文(冒頭のつかみ)を作る

PASONA法の「問題提起→共感」を使うと、読み手を引き込むリードになります。

次のセミナーの告知リード文を、PASONA法の問題提起→共感の流れで150字程度で書いてください。ターゲット:{}/よくある悩み:{}/セミナーで解決できること:{}。断定的な効果保証は避け、事実に基づく表現にしてください。

③ 申込を促す締め・CTAを作る

次の情報をもとに、申込を後押しする告知文の締めを作ってください。日時:{}/開催形式:{オンライン/会場}/定員:{}/参加費:{}/申込締切:{}/特典:{}。煽らず、必要な情報(定員・締切)を明確に伝え、次の行動(申込ボタン)を1つだけ示してください。

こうした告知コピーの作成や、検索から見込み客を集めるための記事づくりは、仕組みにすると毎回の負担が大きく減ります。私たちMihataは、SEOに強い記事をAIで生成するAIブログのサービスを提供しています。記事の途中で恐縮ですが、集客コンテンツづくりの自動化に良い選択肢だと思っておりますので、よろしければ合わせてご覧いただけたら嬉しいです。

AI告知文で気をつける景品表示法(誇張・優良誤認)

集客したい気持ちが強いほど、つい「必ず成果が出る」「絶対に売上が上がる」といった強い言葉を使いがちです。しかし、こうした実際より著しく良く見せる表現は景品表示法(景表法)に触れるおそれがあります。AIは指示すれば誇張表現も平気で生成するため、最終チェックは人が必ず行います。

景表法を所管する消費者庁は、優良誤認表示を「商品・サービスの品質、規格その他の内容について、実際のものよりも著しく優良であると一般消費者に誤認される表示」、有利誤認表示を「価格その他の取引条件について、実際より著しく有利であると誤認される表示」として禁止しています。故意でなく誤って表示した場合も規制の対象になる点に注意が必要です。

セミナー告知で特に気をつけたい表現の例です。

  • 成果の断定・保証:「受講すれば必ず〇〇できる」「絶対に稼げる」など。効果には個人差があり、断定は優良誤認のリスク
  • 根拠のない最上級:「業界No.1」「日本一わかりやすい」など客観的な根拠がない表現
  • 体験談の一般化:一部の受講生の成果を、あたかも誰でも同じ結果が出るかのように示す
  • 価格の見せ方:ふだんから同じ価格なのに「今だけ特別価格」とするような二重価格的な表示(有利誤認のリスク)

「効果には個人差があります」といった注記を添える、実績は事実の範囲で具体的に書く、といった配慮でリスクを下げられます。表現に迷ったら消費者庁の解説を確認するのが確実です。

告知文づくりを仕組み化して集客を続ける

セミナーやイベントは繰り返し開催するもの。告知文づくりも、毎回ゼロからではなく仕組みにしておくと安定します。

  • テンプレ化:うまくいった告知文を「型+自社の言い回し」として保存し、次回はAIに渡して差し替える
  • チャネルへ展開:作った告知文を、メール・LP・SNS向けに整える。常設の集客記事としてオウンドメディアの運用に載せておくと、単発で終わらせず検索からの流入も積み上げられます
  • 開催後のフォロー:参加者や名刺交換した見込み客への追客も自動化すると、集客が受注につながりやすくなります。展示会・イベント後のお礼メールと追客の自動化が参考になります

告知文はAIで下書きを速く作り、テーマ・オファー・事実確認・誇張チェックという「判断」の部分に人の時間を使う——この役割分担が、集客できる告知を継続的に生む近道です。

セミナー集客や、AIをどう社内の集客・業務に取り入れるかでお困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。現状に合わせた進め方を一緒に考えます。

よくある質問

セミナーの告知文はAIでどこまで作れますか?

タイトル・リード・本文・申込訴求といった下書きは、構成の型やターゲット・得られる成果を指示すればAIで数分で作れます。ただしテーマ設計・オファーの中身・実績の事実確認・誇張表現のチェックは人が担う必要があります。

集客できる告知文の型にはどんなものがありますか?

結論から短く伝えるPREP法、読み手の心理を段階的に動かすAIDMA法(AIDA法)、悩みに共感して解決策を示すPASONA法などがあります。テーマや読者によって向く型が変わるため、複数案を作って比較するのが実務的です。

告知文に「必ず成果が出ます」と書いてもよいですか?

おすすめしません。実際より著しく良く見せる表現は景品表示法の優良誤認にあたるおそれがあります。効果には個人差があるため断定・保証は避け、「効果には個人差があります」といった注記を添え、実績は事実の範囲で書きます。

セミナータイトルをAIで作るコツは?

ターゲット・テーマ・参加後に得られること・文字数・誇張表現は使わないといった条件を具体的に指定し、10案ほどまとめて出させて比較します。機能の説明ではなく参加後のベネフィットが一目で伝わる案を選ぶと反応が高まります。

作った告知文はどこに使えますか?

案内メール(メルマガ)、申込ページ(LP)、SNS投稿、オウンドメディアの集客記事などに展開できます。1つの告知を各チャネル向けに整えると露出が増え、開催後の追客まで仕組み化すると集客が受注につながりやすくなります。

まずはお気軽にご相談ください

AI・IT・デザインに関するお悩みやご相談、お見積りのご依頼など、
どんなことでもお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ