「Databricks 上場 いつ」「Stripe 上場 いつ」と検索しても、はっきりした答えにたどり着けず困っていませんか。結論から言うと、2026年9月11日時点で、DatabricksもStripeも上場日・株価・ティッカー(証券コード)を公式に発表していません。両社とも「いずれ上場する可能性は高いが、時期は未定」という段階です。本記事では、確定している事実・報道やリーク・アナリスト予測を切り分けて整理し、日本の個人投資家が現実的に取れる選択肢と注意点までまとめます。
※本記事は2026年9月11日時点の公開情報を確認して書いた情報提供であり、特定銘柄の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
結論:DatabricksもStripeも「上場時期は未確定」
まず両社の現状を一言で押さえておきます。
- Databricks(データ/AI基盤):CEOのAli Ghodsi氏は「いずれ上場する」と明言する一方、2026年は「上場するには最悪の年だ(a terrible year to go public)」と語り、時期を慎重に見極める姿勢を示しています。一部報道では2027年が候補とされますが、公式な上場日・申請(S-1)の発表はありません。
- Stripe(オンライン決済):共同創業者のJohn Collison氏は2026年初めの時点で「上場を急いではいない(no rush)」と発言。上場の代わりに、従業員や既存株主が株を現金化できるテンダーオファー(自社株の買い取り)を繰り返しており、正式なIPO手続きは始めていません。
つまり、どちらも「上場が近い」と断定できる根拠は現時点でありません。ネット上の「2026年上場確定」「ティッカーは○○」といった情報は、ほぼ予測か憶測と考えてください。
2026年9月11日に再確認した結果も同じでした。Databricksは8月13日の資金調達ラウンド以降、上場に関する新たな発表をしていません。Stripeも公式ニュースルームの最新(9月8日のMeta向けStripe Link提供、8月19日のOpenRouter買収合意など)は製品・提携の話ばかりで、上場やティッカーの発表はありません。SECのEDGARにも両社の公開版S-1は登録されていません。
Databricksの上場はいつ?
Databricksはどんな会社か
Databricksは、企業が大量のデータを蓄積・分析し、その上でAI(生成AIや機械学習)を動かすためのデータ/AI基盤(データレイクハウス)を提供する米国企業です。データ分析の専門家からデータエンジニア、AI開発チームまでが同じ場所で作業できる環境を売りにしています。
評価額と直近の資金調達
Databricksの企業評価額は急速に伸びています。2026年8月13日、同社は50億ドルの資金調達ラウンドを評価額1,900億ドルで完了したと発表しました(CNBC報道)。その6か月前にあたる2026年2月のラウンドでは評価額1,340億ドル(50億ドルの調達+20億ドルの新規デットキャパシティ)だったため、半年で約1.4倍に切り上がった計算になります。今回のラウンドはCoatue、Blackstone、MGX、T. Rowe Price、Sixth Street Growth が主導したと報じられています。
業績面では、同社は2026年第2四半期に年間換算収益(revenue run rate)が70億ドルを超え、前年同期比80%超の成長だったと公表しました。内訳としてAIエージェント向けデータベース「Lakebase」が年換算1億ドル超、データウェアハウス「Lakehouse」が年換算15億ドル超に達したとしています。
ただし、これらの評価額は未上場の資金調達やセカンダリー取引に基づくもので、上場後の株価を保証するものではありません。
Databricksの上場時期についての発言
CEOのGhodsi氏は2026年6月初め、SpaceX・OpenAI・Anthropicなど大型の上場候補が同時期に控える中で、2026年は上場に「最悪の年」だと発言したと報じられています。市場の資金が大型案件に吸い込まれ、自社が埋もれることを避けたい、という趣旨です。これを受けて一部メディアは2027年以降を上場候補時期として挙げていますが、これは確定情報ではなく観測・予測の域を出ません。
Stripeの上場はいつ?
Stripeはどんな会社か
Stripeは、Webサイトやアプリにクレジットカード決済などを簡単に組み込めるようにするオンライン決済インフラを提供する米国企業です。世界中のスタートアップから大企業まで、決済の「裏側」を支えています。
評価額と直近の動き
Stripeは2026年2月のテンダーオファー(従業員・株主向けの自社株買い取り)で、評価額が約1,590億ドルとされたと報じられています。1年前の約915億ドルから約73%の上昇です。買い取り原資の多くはThrive Capital、Coatue、a16zといったベンチャーキャピタルが拠出し、Stripe自身も一部を買い取ったと報じられています。2025年の総決済額(TPV)は約1.9兆ドルで前年比約34%増と伝えられ、黒字で潤沢なキャッシュを生んでいるとされます。
Stripeの上場時期についての発言
共同創業者のJohn Collison氏は2026年の取材で、上場について「解決すべき問題がないのに用意された解決策(a solution in search of a problem)」と表現し、「自己資金で十分に成長できている」「上場は我々の優先順位のトップ5にも10にも20にも入っていない」と述べています。Stripeは稼いだ資金で十分に回るため、上場で資金調達する必要性が薄いのが特徴です。テンダーオファーを繰り返すことで、上場せずに従業員や初期投資家へ現金化の機会を提供しています。なお、繰り返されるテンダーオファーを「上場準備の前段階では」と見るアナリストもいますが、これも推測であり、公式発表ではありません。
報道・観測まとめ(比較表)
2026年9月11日時点の主な公開情報を整理すると、次のとおりです。数値はいずれも報道ベースであり、上場後の株価とは無関係です。
項目 | Databricks | Stripe |
|---|---|---|
事業内容 | データ/AI基盤(データレイクハウス) | オンライン決済インフラ |
直近の評価額(報道ベース) | 約1,900億ドル(2026年8月13日ラウンド完了)/半年前の2026年2月は約1,340億ドル | 約1,590億ドル(2026年2月テンダーオファー) |
業績の目安 | 年換算収益 70億ドル超(2026年4〜6月期・前年同期比80%超) | 2025年 総決済額 約1.9兆ドル |
上場(IPO)の状況 | 未上場・上場日未定(2026年9月11日再確認)。CEOは2026年は不向きと発言、2027年候補との観測 | 未上場・上場日未定(2026年9月11日再確認)。共同創業者は「急がない」と発言 |
ティッカー(証券コード) | 未定(未発表) | 未定(未発表) |
日本から買えるか/代替手段
両社とも未上場のため、日本の通常の証券口座(楽天証券・SBI証券など)では株式を買えません。上場していない株は、証券取引所で売買されていないからです。では、どんな選択肢があるのか整理します。
1. 海外の未上場株プラットフォーム(ハードル高め)
米国にはForge GlobalやEquityZenといった、未上場株を売買するセカンダリー市場のプラットフォームがあります。過去にSpaceXやByteDanceなどの取引事例も知られています。ただし、現実には次のような高い壁があります。
- 米国の「適格投資家(Accredited Investor)」要件などを満たす必要があり、日本居住者が利用できるとは限らない。
- 多くが最低投資額が高額(数百万円〜)で、発行体(企業)の承認が必要なため取引成立まで時間がかかる。
- そもそも売り手がいなければ買えず、価格や流動性が不透明。
結論として、日本の一般的な個人投資家にとっては現実的な選択肢になりにくいのが実情です。利用を検討する場合も、規約や日本の税制・法令を必ず確認してください。
2. 上場を待って通常の証券口座で買う(最も現実的)
最も無理がないのは、正式に上場し、米国株として取引が始まってから買う方法です。米国株を扱う日本の証券口座があれば、上場後はティッカーで通常どおり売買できます。上場時期・株価・ティッカーが公式発表されてから判断するのが、情報の不確実性を避ける王道です。
3. 関連する上場企業・ファンドを通じて間接的に触れる
未上場のスタートアップに出資しているベンチャーキャピタルや、関連テーマのETF・上場企業を通じて、間接的にAI・フィンテック領域へ投資する考え方もあります。ただし「その企業の株を買う」のとは別物で、値動きも一致しません。あくまで一つの考え方として捉えてください。
同じく「未上場の話題企業を日本からどう買うか」というテーマは、以下の記事でも具体的に整理しています。あわせて参考にしてください。
「Databricksの株価」「Stripeの株価」はどこを見ればいい?
結論から言うと、データブリックス(Databricks)とストライプ(Stripe)には、2026年9月11日時点で公開市場の株価が存在しません。株価とは証券取引所で日々売買されて付く価格のことで、上場していない会社には原理的に付かないためです。検索結果や個人サイトに出てくる「株価」は、次のいずれかを指しています。
- 資金調達ラウンドで付いた評価額(バリュエーション)……Databricksは2026年8月13日のラウンドで1,900億ドル、Stripeは2026年2月のテンダーオファーで1,590億ドル。会社全体の値段であって、1株いくらという意味ではありません。
- 未上場株の二次市場(セカンダリー)での参考気配……Forge Global や EquityZen などが提示する価格。実際に約定するとは限らず、適格投資家向けの参考値です。
- 単なる予想・憶測……上場後の初値予想などは、公開価格が決まっていない以上、根拠を持ちません。
上場の準備が始まっているかどうかは、SEC(米証券取引委員会)のEDGARで誰でも無料で確認できます。企業名検索でS-1(新規上場のための登録届出書)を探す方法があり、2026年9月11日時点でもDatabricks・Stripeとも該当する登録企業は表示されません(=公開版のS-1は未提出)。なお機密ベース(confidential filing)で提出している場合はEDGARに現れないため、「EDGARに無い=準備していない」とまでは言い切れない点には注意してください。実際にAnthropicやOpenAIは、機密ベースでの提出を自ら公表しています。
注意点:投資前に必ず押さえたいこと
- 「上場確定」「ティッカーは○○」という断定情報には注意。2026年9月11日時点で両社とも公式発表はありません。SNSや一部サイトの予測を事実と混同しないようにしましょう。
- 評価額=上場後の株価ではありません。報道される評価額は資金調達やテンダーオファーに基づくもので、上場後の市場価格を保証しません。
- 未上場株は流動性が低く、すぐに売れないリスクがあります。価格情報も限られ、損失が出ても換金しにくい場合があります。
- 非公式な「未上場株購入」の勧誘には特に警戒を。有名企業の名前を使った詐欺的勧誘も存在します。出所が不明な話には乗らないでください。
よくある質問(FAQ)
Databricksの上場日は決まっていますか?
いいえ。2026年9月11日時点で、上場日もティッカーも公式発表されておらず、SECのEDGARにも公開版のS-1は見当たりません。CEOは2026年の上場には慎重な姿勢を示しており、一部報道で2027年が候補とされていますが、確定情報ではありません。
Stripeはいつ上場しますか?
未定です。共同創業者は「上場を急がない」と発言しており、正式なIPO手続きは始まっていません。上場の代わりにテンダーオファーで株主に現金化の機会を提供しています。
日本からDatabricksやStripeの株は買えますか?
現時点では、両社とも未上場のため日本の通常の証券口座では買えません。海外の未上場株プラットフォームは要件・最低投資額のハードルが高く、一般の個人投資家には現実的とは言えません。最も現実的なのは、上場後に米国株として購入する方法です。
ティッカー(証券コード)は何ですか?
両社とも未上場のため、ティッカーは存在しません。上場が決まれば公式に発表されます。
よくある質問
Databricksの上場(IPO)はいつですか?
2026年9月11日時点で上場日は決まっていません。CEOのAli Ghodsi氏は2026年6月に「2026年は上場するには最悪の年だ」と述べ、一部報道では2027年以降が候補とされていますが、確定情報ではありません。
データブリックスの評価額はいくらですか?
2026年8月13日に完了した50億ドルの資金調達ラウンドで、評価額は1,900億ドルとされました。半年前の2026年2月のラウンドでは1,340億ドルでした。いずれも未上場での評価額であり、上場後の株価を保証するものではありません。
Stripeの株価はいくらですか?
未上場のため公開市場の株価はありません。目安になるのは2026年2月のテンダーオファーで付いた約1,590億ドルという企業評価額で、これは1年前の約915億ドルから約73%の上昇です。
日本からDatabricksやStripeの株は買えますか?
両社とも未上場のため、日本の通常の証券口座では買えません。海外の未上場株プラットフォームは適格投資家の要件や最低投資額のハードルが高く、一般の個人投資家には現実的とは言えません。最も現実的なのは上場後に米国株として購入する方法です。
上場の準備が始まっているか自分で確認できますか?
SECのEDGARで企業名を検索し、S-1(登録届出書)の有無を見る方法があります。2026年9月11日時点でもDatabricks・Stripeとも該当する登録企業は表示されません。ただし機密ベースでの提出はEDGARに現れないため、それだけで断定はできません。