Mihata
AI活用2026.09.15

iOS 27の対応機種|iPhone 11以降・AI機能は16以降

iOS 27の配信が2026年9月15日(日本時間)に始まりました。まず確認したいのは「自分のiPhoneは対応しているのか」ですが、ここで多くの人がつまずきます。iOS 27が入る機種と、Apple Intelligence(AI機能)が使える機種は別物だからです。しかもその上に、もう1段あります。Appleの公式ページに載っている一覧をそのまま引いて、3段に分けて整理します。

結論:iOS 27はiPhone 11以降。AI機能はiPhone 16以降(+15 Pro)

先に答えだけ書きます。

条件

できること

1段目

iPhone 11以降+iPhone SE(第2世代以降)

iOS 27をインストールできる

2段目

iPhone 16以降の全モデル、iPhone 15 Pro/15 Pro Max

Apple Intelligenceが使える

3段目

iPhone 18 Pro/18 Pro Max/iPhone Duo/17 Pro/17 Pro Max/iPhone Air

より高度な機能まで使える

つまりiPhone 12・13・14を使っている人は、iOS 27には上げられますがApple Intelligenceは有効になりません。「アップデートしたのにSiriが変わらない」という声のほとんどはここが原因です。

1段目:iOS 27をインストールできる機種(全リスト)

Apple日本の「iOS 27」ページに掲載されている対応デバイスは以下のとおりです(Apple「iOS 27」)。

  • iPhone Duo
  • iPhone 18 Pro Max/iPhone 18 Pro
  • iPhone 17 Pro Max/iPhone 17 Pro/iPhone Air/iPhone 17/iPhone 17e
  • iPhone 16 Pro Max/16 Pro/16 Plus/16/16e
  • iPhone 15 Pro Max/15 Pro/15 Plus/15
  • iPhone 14 Pro Max/14 Pro/14 Plus/14
  • iPhone 13 Pro Max/13 Pro/13/13 mini
  • iPhone 12 Pro Max/12 Pro/12/12 mini
  • iPhone 11 Pro Max/11 Pro/11
  • iPhone SE(第2世代以降)

2019年発売のiPhone 11とiPhone SE(第2世代)が残っているのがポイントです。メジャーアップデートのたびに数機種が切り落とされるのが通例ですが、今回のiOS 27では6年前の端末も対象に入っています。手元の古いiPhoneを業務のサブ機として使っている場合、セキュリティ更新を受け続けられる意味は小さくありません。

2段目:Apple Intelligenceが使える機種は、ぐっと狭い

Apple Intelligenceの対応条件は、Appleの脚注に別途書かれています。iPhone以外も含めた全体は次のとおりです。

製品

Apple Intelligence対応

iPhone

iPhone 16以降の全モデル、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max

iPad

iPad mini(A17 Pro)、M1以降を搭載したiPadモデル

Mac

MacBook Neo(A18 Pro)、M1以降を搭載したMacモデル

Apple Vision Pro

M2以降を搭載したモデル

Apple Watch

Series 9以降、Ultra 2以降、SE 3(Apple Intelligenceを有効にした近くのiPhoneとペアリングしている場合)

注意点がもう1つあります。機種の条件を満たしていても、Siriとデバイスの言語が対応言語に設定されていないと有効になりません。対応言語は日本語、中国語(簡体字・繁体字)、デンマーク語、オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、ノルウェー語、ポルトガル語、スペイン語、スウェーデン語、トルコ語、ベトナム語です。

Siri AIだけは、対応機種でも今日は日本語で使えない

ここが2026年9月15日時点で最も誤解を招くところです。Apple Intelligence全体は日本語で使えますが、今回の目玉である新しい「Siri AI」は英語のベータ版としての提供開始です。Appleの米国Newsroomには、日本語を含む5言語へは来月(10月)拡大すると書かれており、一方でApple日本のサイトは「年内」と表記しています。切り分けの詳細はApple Intelligenceの日本語対応がいつからかを整理した記事にまとめました。

3段目:同じApple Intelligence対応機でも差がつく「より高度な機能」

ほとんどの記事が触れていませんが、Appleの脚注にはもう1段あります。「より高度な機能」が使えるのは次の機種だけです。

  • iPhone 18 Pro/iPhone 18 Pro Max/iPhone Duo/iPhone 17 Pro/iPhone 17 Pro Max/iPhone Air
  • M4以降かつ12GB以上のユニファイドメモリを搭載したiPad
  • M3以降かつ12GB以上のユニファイドメモリを搭載したMac
  • Apple Vision Pro(M5)

つまりiPhone 16やiPhone 15 Proは「Apple Intelligence対応」ではあるが、最上位の機能までは届かないという位置づけです。買い替えを検討している場合、この3段目を見ずに「Apple Intelligence対応」とだけ書かれた比較表を信じると、期待とずれます。

自分の端末が対応しているかの確認手順

  1. 機種を確認する:「設定 > 一般 > 情報」の「機種名」で正式名称が出ます。箱や記憶に頼らず、ここで確認するのが確実です。
  2. iOS 27が来ているか確認する:「設定 > 一般 > ソフトウェア・アップデート」。配信は段階的なので、初日に出てこないことがあります。
  3. Apple Intelligenceの項目があるか確認する:アップデート後、「設定」に「Apple Intelligenceとsiri」の項目が現れるかどうかが実質的な判定になります。2段目の条件を満たしていなければ、この項目自体が出ません。

アップデート自体が表示されない場合の切り分けは、iOS 27のアップデートが出てこないときに見る順番を参照してください。上げるかどうかで迷っている場合はiOS 27をいま入れるべきか待つべきかの判断材料が参考になります。

買い替えを前提にしないほうがいい理由

実務の感覚として、「AI機能のために今すぐ買い替える」判断は9月15日時点では急がなくていいと考えています。理由は3つです。

1つ目は、目玉のSiri AIが日本語ではまだ動かないこと。最新機種を買っても、日本語環境では10月(Apple日本の表記では年内)まで待つことになります。

2つ目は、サーバサイドモデルに依存する機能に1日の使用回数の制限があり、上限値が公表されていないこと。業務で連打する使い方を想定している場合、端末を新しくしても頭打ちになる可能性があります。Appleは「当該機能へのアクセスは今後、有料で拡大する予定」とも書いており、有料枠の存在自体は公式に予告済みです(詳しくはSiri AIの使用回数制限と有料化の予告)。

3つ目は、iOS 27そのものの改善(アプリ起動が最大30%高速、撮影後の写真読み込みが最大70%高速、AirDrop転送が最大80%高速)は、Apple Intelligence非対応の機種でも効くこと。iPhone 13や14でも、体感の改善だけなら受け取れます。

端末選定や社内展開で迷ったときに

「対応機種」といっても3段に割れていて、しかも段ごとに使える機能が違う――こうした条件の読み解きは、社内のスマートフォンを何十台と管理している立場だと地味に負担になります。記事の途中で恐縮ですが、Mihataでは月1回のミーティングで、新しいAI機能を自社の業務に入れるべきか・どの端末から更新するかを一緒に整理していくAI導入支援を行っています。良いサービスだと思っておりますので、よろしければあわせてご覧いただけたら嬉しいです。

よくある質問

iOS 27の対応機種を教えてください。

iPhone 11以降の全モデルとiPhone SE(第2世代以降)です。iPhone Duo、iPhone 18 Pro/Pro Max、17 Pro/Pro Max、iPhone Air、17、17e、16系全モデル、15系全モデル、14系全モデル、13系全モデル、12系全モデル、11/11 Pro/11 Pro Maxが含まれます。

iPhone 13でApple Intelligenceは使えますか?

使えません。iOS 27はインストールできますが、Apple Intelligenceの対応はiPhone 16以降の全モデルとiPhone 15 Pro/15 Pro Maxに限られます。

Apple Intelligence対応機なら全機能が使えますか?

いいえ。Appleの脚注には「より高度な機能」の対応機種が別に定められており、iPhone 18 Pro/18 Pro Max/iPhone Duo/17 Pro/17 Pro Max/iPhone Airなどに限られます。

対応機種なのにApple Intelligenceが出てきません。

Siriとデバイスの言語が対応言語に設定されているか確認してください。機種条件を満たしていても、未対応言語に設定していると有効になりません。また新しいSiri AIは英語のベータ版として提供が始まった段階で、日本語対応は後日です。

古いiPhoneでもiOS 27に上げる意味はありますか?

あります。アプリの起動が最大30%、撮影後の写真の読み込みが最大70%、AirDropの転送が最大80%高速化するとAppleが公表しており、これらはApple Intelligence非対応の機種でも効きます。

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