Mihata
仕事効率化(DX)2026.09.30

iPhone 24時間表示の設定|一部だけ12時間の対処

結論から書きます。iPhoneを0〜23時の24時間表示にするには、「設定」>「一般」>「日付と時刻」を開き、「24時間表示」をオンにします。Appleのユーザガイドでは、これが「『時計』のフォーマットを変更する」唯一の手順として案内されています。切り替えても一部の画面だけAM/PM表記が残る場合は、設定が失敗しているのではなく、その表示が別の仕組みで描かれていると考えたほうが早く解決します。

24時間表示にする手順

手順は3ステップだけです。「設定」アプリを開き、「一般」をタップし、「日付と時刻」をタップします。そこに並ぶ「24時間表示」のスイッチをオンにすると、画面上部のステータスバーの時刻が即座に0〜23時の表記へ変わります。

この画面には「自動設定」「時間帯」も同居しています。24時間表示は時刻そのものの正しさとは無関係な「見せ方」の設定なので、時刻がずれている問題と混ぜて触らないほうが切り分けが楽です。時刻が合っていない場合は、先に「自動設定」をオンにして時間帯を整えてから書式に戻ってください。

なお項目名はiOSのバージョンによって変わることがあります。本記事はiOS 27世代のユーザガイドの記載に合わせています。古いiOSでは同じ設定が「24-Hour Time」「24時間表示」など別の表記で同じ場所にあることが多いので、「一般」>「日付と時刻」の中を探すのが確実です。

切り替えたのに一部だけ12時間表示のまま

実務でいちばん多い相談がこれです。ステータスバーは24時間になったのに、ロック画面やウィジェット、特定のアプリだけAM/PMが残る、というパターンです。原因は一つではないので、下の表で「その表示がそもそも書式を選べるのか」を先に確認します。

どの表示が設定に従うのか

表示場所

12時間/24時間を個別に選べるか

公式の記載

ステータスバーの時刻

選べない(端末の設定のみ)

「日付と時刻」の「24時間表示」で時刻の表示方法を選ぶ、とユーザガイドに記載

ロック画面の大きな時計

選べない(変えられるのはフォントと外観)

ロック画面のカスタマイズ手順に書式の項目は無く、24時間表示との関係は明記なし

純正ウィジェット・スタンバイ

選べない

明記なし(端末の書式に沿う前提で項目が用意されていない)

日付や曜日の並び順

選べる

「一般」>「言語と地域」に「日付の書式」がある。24時間表示はこちらには無い

サードパーティアプリ内の時刻

アプリの実装次第

開発者向け文書に、固定書式を使うと利用者や端末の設定に関係なく同じ結果になる旨の記載

表の上4行は、そもそも個別の書式設定を持っていません。つまり「そこだけ12時間表示」という状態は、設定が効いていないのではなく反映が遅れているか、そもそも別の原因だと疑うのが先です。

「日付と時刻」がグレー表示で触れない

スイッチ自体が押せない端末があります。Appleのサポート記事では、スクリーンタイムのパスコードが設定されている場合や、端末の機能制限を含む会社のプロファイルがインストールされている場合に、設定が淡色表示になると説明されています。会社支給のiPhoneでは自分では解除できないため、管理者に依頼する以外の手はありません。

同じ記事では「自動設定」のオン・オフができるかどうかが通信事業者や国・地域によって変わる点にも触れられています。手順どおりに操作できないときは、端末の不調を疑う前に管理プロファイルの有無を確認してください。

地域設定(言語と地域)との関係

ここは誤解が多いところです。iPhoneの「一般」>「言語と地域」で変えられるのは、地域、カレンダーの書式、温度単位、単位系、週の始まりの曜日、日付の書式、数値の書式などで、24時間表示の項目は含まれていません。つまり地域を「日本」から他国へ変えても、時刻の12時間・24時間はそちらでは切り替わりません。

逆に言えば、日付が「9/30」なのか「30/9」なのかといった並び順の悩みは「言語と地域」側、AM/PMの悩みは「日付と時刻」側、と分けて考えれば迷いません。日付や曜日の並び順を直したいだけなら、時刻の書式には触らず「言語と地域」の「日付の書式」を先に見てください。

ロック画面の時計だけ12時間に見える

ロック画面の時計について、Appleのユーザガイドに書かれているカスタマイズ項目は「時計の外観を変更する」=フォントの変更と透明度の高い外観への切り替えだけです。12時間・24時間を選ぶ項目は公式手順に存在せず、24時間表示の設定に従うかどうかも公式には明記がありません。

実務上は、設定を切り替えた直後に壁紙やウィジェットの描画が古いまま残ることがあるため、端末を再起動して見直すのが最短です。それでも変わらない場合は「24時間表示」をいったんオフにして再度オンにします。ステータスバーの時計そのものが出ていない・消えたという症状は別問題で、ステータスバーの時計が消えたときの原因にまとめてあります。

ウィジェットとスタンバイ

純正のウィジェットにも12時間・24時間の選択肢はありません。ウィジェットは常に最新の状態で再描画されるわけではないので、設定変更の直後だけ古い表記が残ることがあります。ウィジェットを長押しして一度削除し、置き直すと揃うことが多いです。

ホーム画面に時計を置く際の選び方はiPhoneのホーム画面に時計ウィジェットを置く方法、充電中の横向き表示が出てこないときはスタンバイの時計が表示されない原因を参照してください。

サードパーティアプリは従わないことがある

特定のアプリだけAM/PMが残るケースは、たいていアプリ側の実装が原因です。Appleの開発者向け文書には、利用者が端末側で24時間表示に切り替えると日付の整形処理が書式を書き換える一方、アプリが固定書式(en_US_POSIXのような固定ロケール)を明示している場合は利用者や端末の設定に関係なく同じ結果になる、と説明されています。

つまりそのアプリは仕様どおりに動いており、端末側で直す手段はありません。アプリ内に時刻表示の設定があればそこで切り替え、無ければ提供元に要望を出すしかない、というのが正直な結論です。

ここまでの切り分けをしても手元の表記が揃わないときは、別の時計を並べて「どちらが正しいのか」を確かめると早いことがあります。Mihataでは秒まで動くブラウザ時計を無料で公開しているので、比較用に使ってみてください。

AM/PMの表記を消したいだけのとき

「24時間にしたい」ではなく「AM/PMという文字を消したい」という要望も実際にあります。iPhoneでは両者は同じスイッチで、「24時間表示」をオンにするとAM/PMの表記自体が不要になるため消えます。AM/PMだけを残して0〜23時にする、という中間の設定は用意されていません。

午前・午後という日本語表記が出るかどうかは、時刻の書式ではなく端末の言語設定に連動します。英語表記にしたい場合は「言語と地域」側で言語を切り替える必要があり、時刻の書式設定では変わりません。

Androidの24時間表示との比較

Android側も「同じことをやっているのに場所が違う」だけです。Googleのヘルプでは時計アプリの設定から辿る手順が案内されており、iPhoneのように「設定」アプリの奥ではありません。乗り換えや両方使いの場面で迷いがちなので、設定パスを並べておきます。

項目

iPhone(iOS 27世代)

Android(Google「時計」アプリ)

24時間表示

「設定」>「一般」>「日付と時刻」>「24時間表示」

時計アプリ>「設定」>「日付と時刻の変更」>「24時間表示」

時刻の自動設定

「一般」>「日付と時刻」>「自動設定」

時計アプリ>「設定」>「日時の変更」>「日時を自動設定」

タイムゾーン

「時間帯を自動的に設定」、手動時は都市またはオフセット

「タイムゾーンを自動設定」、手動時は「タイムゾーン」から選択

秒の表示

公式の設定項目なし

時計アプリ>「設定」>「時刻に秒を表示」

時計の見た目

ロック画面でフォントと外観を変更

「壁紙とスタイル」>「ロック画面」で色とサイズ

差が大きいのは秒の表示です。Androidには公式の設定項目があるのに対し、iPhoneには時刻に秒を出す設定が用意されていません。パソコンやMacで秒を出す方法はパソコンとMacで時計に秒を表示する設定にまとめています。

実務での使い分け

会議の記録や勤怠のように「17:00」と「5:00 PM」を取り違えると困る場面では、端末側を24時間表示に統一しておくのが安全です。一方で、書類やチャットに手で時刻を書くときは、相手の環境がどちらかは分からないため、24時間表記を使いつつ必要なら日付も添えるのが現実的です。

端末ごとに表記が揃わないのはよくあることで、揃えられない表示が残る前提で運用を決めたほうが手戻りが少なくなります。特にサードパーティアプリの表記は変えられないので、記録に使うアプリは導入前に時刻表記を確認しておくと安心です。

よくある質問

iPhoneを24時間表示にする設定はどこですか?

「設定」>「一般」>「日付と時刻」を開き、「24時間表示」をオンにします。Appleのユーザガイドでは「『時計』のフォーマットを変更する」手順として案内されています。

「日付と時刻」の項目がグレー表示で操作できません。

Appleのサポート記事では、スクリーンタイムのパスコードが設定されている場合や、機能制限を含む会社のプロファイルが入っている場合に設定が淡色表示になると説明されています。会社支給の端末では管理者に確認してください。

ロック画面の時計だけ12時間表示のままです。

ロック画面のカスタマイズで変更できるのは時刻のフォントと外観だけで、12時間・24時間を個別に選ぶ項目は公式ガイドにありません。反映されない場合は端末の再起動を試し、それでも直らなければ「24時間表示」のオン・オフをもう一度切り替えてください。

特定のアプリだけAM/PM表記が残ります。

アプリが独自の固定書式で時刻を表示している場合、利用者側の24時間表示の設定に従わないことがあります。Appleの開発者向け文書にも、固定書式では利用者や端末の設定に関係なく同じ結果になる旨の記載があります。アプリ内に時刻表示の設定があればそちらを確認します。

Androidで24時間表示にする手順は?

Googleのヘルプでは、時計アプリを開き「設定」>「日付と時刻の変更」>「24時間表示」をタップする手順が案内されています。

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