Mihata
仕事効率化(DX)2026.08.11

SEOコンサルの費用相場の見方|内訳5工程と契約前の7つの質問【2026】

「SEOコンサルに頼むと月いくらかかるのか」「SEO対策の費用相場はいくらか」は、金額そのものよりその月額で何を買っているのかで決まります。同じ月5万円でも、助言だけの契約と、記事制作から内部改修まで含む契約では中身がまったく違います。この記事では、SEOの月額費用を「内訳」「契約の型」「契約前に聞く質問」の3点に分解し、Mihataが自社サイトで毎晩AI記事を自動公開しながら得た運用の実感も添えて整理します。

結論として、比較すべきは月額の総額ではなく、①誰が手を動かすのか、②毎月の成果物が数で定義されているか、③解約したときに何が自社に残るか、の3点です。ここが曖昧なままの契約は、金額が安くても高くても後で揉めます。

SEOの外注は「買っているもの」で3タイプに分かれる

1. 助言型(コンサルティング)

月次または隔週のミーティングで、方針・改善提案・優先順位を受け取る型です。手を動かすのは自社。社内にWeb担当者がいて、実装や執筆のリソースがある会社に向きます。担当者がいないのにこの型を選ぶと、施策リストだけが溜まって順位は動きません。

2. 実行型(運用代行)

キーワード設計から記事制作、内部改善、計測レポートまで請け負う型です。自社の作業は承認と情報提供に限られます。月額は上がりますが、「決めたのに誰もやらない」という最頻出の失敗を構造的に潰せます。

3. 成果物型(記事単位・改修単位)

記事1本いくら、改修1件いくらで発注する型です。必要な分だけ買えて総額が読みやすい反面、戦略と分析が誰の担当でもなくなりがちで、本数を重ねても資産にならないことがあります。単価の考え方はSEO記事の外注費用の相場で分解しています。

月額の内訳は5工程に分解できる

  • 戦略設計:どのキーワード群を狙い、どれを捨てるかの決定。最も効くのに、最も見えにくい工程です。
  • キーワード調査・記事設計:検索意図の分解、見出し構成、既存記事との重複回避。
  • コンテンツ制作:執筆・校閲・入稿・画像。工数の大半がここに集まります。
  • 技術・内部改善:内部リンク、構造化データ、表示速度、インデックス周り。
  • 計測と改善:Search Console/GA4での効果測定と、次の打ち手への反映。

見積書に金額しか書かれていないときは、この5工程のうちどれが含まれ、そのうち何工程を人が手作業でやるのかを聞いてください。月額の妥当性は、ほぼこの一点で説明できます。オウンドメディア全体を任せる場合の考え方はオウンドメディア運用代行の費用相場と選び方もあわせてご覧ください。

契約前に必ず聞く7つの質問

  1. 毎月の成果物は何が何本か(記事本数・改修件数を数で書けるか)
  2. 執筆と分析を担当するのは誰か(担当者の実績を確認できるか)
  3. AIを使う場合、どの工程に使い、人が何を確認しているか
  4. 内部改修はどこまで含むか(CMSの実装作業を含むか、指示書までか)
  5. レポートで見せる指標は何か(順位だけでなくクリック・表示回数・CVを見るか)
  6. 最低契約期間と解約条件、値上げ時の扱い
  7. 納品物の著作権とデータの帰属(解約後も記事・キーワード表を使えるか)

7の著作権と帰属は特に抜けやすい項目です。解約と同時に記事が消える契約だと、支払った月額は資産になりません。

Googleが公式に「避けるべき」と示している業者の特徴

Google 検索セントラルの「SEO業者の利用を検討する」では、業者選定の注意点が明記されています。とくに重要なのは次の3点です。

  • 「変更を行うことで、検索結果の最初のページに必ず表示されるようになります」と言う業者は、別の業者を探すべきだと明記されている(=順位保証は選定基準にしない)。
  • SEO監査を受ける段階では、Search Consoleへは読み取り権限のみを付与し、書き込み権限は渡さないよう案内されている。
  • Googleはサードパーティ製のSEOツールを評価・推奨しておらず、それらのツールは内部のランキングデータにアクセスできない。「Google公認」をうたうツールには注意するよう書かれている。

また、リンクの購入・交換など検索順位の操作を目的としたリンクは、Googleのスパムポリシーで「リンクスパム」として明示的に禁止されています。被リンクを商材にした提案は、金額の多寡ではなくリスクの面で見送る判断が妥当です。

他社の金額を並べる前に、内訳の見える見積もりを取る

Web上に出回る「SEOの相場は月◯万円」という数字は、契約内容の定義が揃っていないため比較の役に立ちません。実務的には、次の条件をこちらから固定して同じ条件で複数社に出してもらうほうが、はるかに早く判断できます。

  • 対象サイトのURLと現状(Search Consoleのクリック数・表示回数を共有する)
  • 期待する月間の成果物(例:記事4本、内部改修2件、月次レポート1回)
  • 自社が出せる工数(取材対応、監修、承認の可否)
  • 判断したいゴール(順位ではなく問い合わせ件数で見る、など)

この4点を書いた依頼文を用意するだけで、各社の見積もりの差が「作業量の差」として読めるようになります。

Mihataの場合:料金と、自社でやっている運用

参考として、Mihataの完全自動AIブログの料金は公開しているとおりです(いずれも税別)。

  • サポートプラン:月30,000円〜/記事は月30本(毎日1本)、SEO専門チームによる初回設計、キーワード調査・選定、CMSへの自動投稿、月次SEOレポート。
  • 無制限プラン:月50,000円〜/記事数無制限、専門チームの月次レビュー・指針更新、GA4・Search Console連携の日次改善、既存記事のリライト・鮮度更新。

どちらのプランでも、公開前に校閲承認を挟むスタイルと、完全自動で公開するスタイルを選べます。

この仕組みはMihata自身のコラムでも毎晩動いています。運用してわかったのは、成果を分けるのは本数ではなく「どのキーワードを捨てるか」の判断だということです。似たテーマを重ねると既存記事と共食いを起こすため、新規テーマは公開前に既存記事との重複度を機械的に判定し、重なるものは書かずに既存記事のリライトへ回しています。人が毎日この判断をするのは現実的ではなく、逆にAIだけに任せると重複が増えます。人が判断の型を決め、AIが毎日実行する分担が、いちばん破綻しませんでした。効果測定の具体的な見方はAIブログの効果測定と分析にまとめています。

内製とAIでどこまで下げられるか

費用を下げたい場合、削るべきは「制作の手数」であって「設計と判断」ではありません。実務では次の分担がうまくいきます。

  • 人が持つ:狙うキーワードの取捨、事実確認、自社の一次情報(事例・数字・現場の言葉)の提供。
  • AIに渡す:構成案の作成、下書き、メタディスクリプション、内部リンク候補の抽出、公開作業。
  • 仕組みで持つ:重複チェック、公開後の順位・クリックの監視、リライト対象の抽出。

AI検索(AI Overviewsやチャット型検索)での引用を取りにいく設計は、従来のSEOと別枠で考える必要があります。手順はLLMOのやり方7手順で解説しました。サイト側の土台に不安がある場合はコーポレートサイトのSEO対策チェックポイントから確認してください。

まとめ

SEOの月額費用は、金額表だけでは比較できません。①誰が手を動かすか、②月の成果物が数で定義されているか、③解約後に何が残るか。この3点を見積書に書いてもらえば、各社の月額は自然と比較可能になります。順位保証を持ちかけられた時点で候補から外す、という判断軸はGoogle公式のガイダンスにも沿っています。

Mihataでは、貴社サイトのSEO分析レポートを無料でお作りし、狙い目キーワードの候補までご提案しています。現在の外注費が内容に見合っているかの見立てだけでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

SEOに限らずAIコンサルティング全般の料金体系を比較したい方はAIコンサルの料金体系4種|月額・時間単価・固定の違いもあわせてご覧ください。

よくある質問

SEOの外注費用は月いくらが妥当ですか?

金額だけでは判断できません。同じ月額でも、助言のみの契約と、記事制作・内部改修・レポートまで含む契約では作業量がまったく違うためです。見積書に「毎月の成果物が何が何本か」「どの工程を人が手作業でやるか」を書いてもらい、同じ条件で複数社に出すと比較できるようになります。

検索順位を保証してくれる業者は選んでよいですか?

おすすめしません。Google 検索セントラルの「SEO業者の利用を検討する」では、「変更を行うことで、検索結果の最初のページに必ず表示されるようになります」と言う業者の場合は他の業者を探すよう明記されています。順位はGoogle側のアルゴリズムで決まるため、外部が保証できる性質のものではありません。

SEO業者にSearch Consoleの権限を渡しても大丈夫ですか?

Google公式のガイダンスでは、SEO監査の提案を受けた段階では読み取り権限のみを付与し、書き込み権限は付与しないよう案内されています。実作業のフェーズに入ってから、必要な範囲で権限を見直すのが安全です。

解約したら記事はどうなりますか?

契約次第です。納品物の著作権と、キーワード表・分析データの帰属を契約書で必ず確認してください。解約と同時に記事が使えなくなる契約だと、支払った月額が資産として残りません。

MihataのAIブログはいくらですか?

サポートプランが月30,000円〜(税別・記事は月30本)、無制限プランが月50,000円〜(税別・記事数無制限、月次レビュー、GA4とSearch Console連携の日次改善、既存記事のリライト付き)です。どちらも公開前の校閲承認あり・完全自動のどちらのスタイルも選べます。

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