Androidのホーム画面に時計を出したいとき、追加するのは「アプリ」ではなくウィジェットです。手順は3ステップで、ホーム画面の空いている場所を長押し → 「ウィジェット」をタップ → 「時計」から好みの形をホーム画面へドラッグ。これだけで、ロックを解除した直後の画面に時刻が常に出るようになります。
この記事は「表示する手順」だけでなく、置いたはずの時計ウィジェットが消えた・そもそも一覧に出てこないという詰まりどころまでまとめています。Androidはメーカーごとにホーム画面アプリ(ランチャー)が違うため、同じAndroidでもPixel・Galaxy・Xperia・AQUOSで画面の名前が少しずつ変わります。その差も併記しました。
Androidのホーム画面に時計を表示する3ステップ
Google公式の時計ヘルプでも、追加の流れは次のとおり案内されています。機種を問わずまずこの手順を試してください。
- ホーム画面の何もない場所を長押しする(アイコンではなく、壁紙が見えている余白を押す)
- 画面下部に出るメニューから「ウィジェット」をタップする
- 一覧から「時計」を開き、置きたい形(デジタル/アナログ/世界時計など)を長押ししてホーム画面へドラッグする
ドラッグ中は配置先のマス目が表示されます。指を離した位置に確定するので、置きたい段まで運んでから離してください。
時計ウィジェットを大きくする・小さくする
配置後のサイズは後から変えられます。ホーム画面の時計を少しの間長押しすると、まわりに白いハンドル(枠)が出るので、そのハンドルをドラッグすると縦横のマス数が変わります。時刻の文字は枠の大きさに合わせて拡大されるため、「もっと大きく表示したい」ときはまずこの操作で解決します。
枠を最大にしても足りない場合は、ウィジェットの種類そのものを変えるのが早道です。同じ「時計」の中でも、日付や天気が同居するタイプより、時刻だけのシンプルなタイプのほうが数字が大きく描画されます。
Pixel・Galaxy・Xperia・AQUOSでの呼び名の違い
メーカー/ランチャー | 長押し後に出る項目 | 時計ウィジェットの入り口 |
|---|---|---|
Pixel(Pixel Launcher) | 壁紙とスタイル/ウィジェット/ホームの設定 | 「ウィジェット」→ アプリ一覧の「時計」 |
Galaxy(One UI) | 壁紙とスタイル/テーマ/ウィジェット/設定 | 「ウィジェット」→ 検索窓に「時計」 |
Xperia(Xperiaホーム) | ウィジェット/壁紙/ホーム設定 | 「ウィジェット」→ 時計カテゴリ |
AQUOS(AQUOS Home / Feel Home) | ウィジェット/壁紙/ホーム画面設定 | 「ウィジェット」→ 時計カテゴリ |
メーカー独自のホームアプリでは、Googleの「時計」ウィジェットに加えてメーカー製の時計ウィジェット(Galaxyの「時計」「デュアルクロック」など)が並びます。どちらを選んでも表示自体はできますが、後述する「消えた」トラブルはメーカー製ウィジェット側で起きやすい傾向があります。
時計ウィジェットが消えた・追加できないときの復旧6手順
「昨日まであった時計が今朝は無い」「ウィジェット一覧に時計が出てこない」という相談は、原因が1つではありません。影響が小さい順に上から試すのが結果的にいちばん速く直ります。
順番 | 試すこと | 効くケース |
|---|---|---|
1 | 端末を再起動する | ランチャーが一時的に固まり、ウィジェットの描画だけ落ちている |
2 | ホーム画面の別のページを左右にスワイプして確認する | ドラッグ操作で隣のページへ移動しただけ |
3 | 「設定」>「アプリ」>「時計」が無効化・アンインストールされていないか確認する | ウィジェット一覧に時計が出てこない |
4 | ホームアプリ(ランチャー)のキャッシュを削除する | ウィジェットが白紙・真っ黒になる/再起動でも戻らない |
5 | 「ホームの設定」でレイアウトのロックを確認する | 置いてもすぐ位置がずれる/勝手に配置が変わる |
6 | 既定のホームアプリが入れ替わっていないか確認する | ホーム画面の見た目ごと別物になっている |
特に多いのが4と6です。ランチャーのキャッシュが壊れると、ウィジェットの枠だけ残って中身が描画されないという「消えたように見える」状態になります。また、機種変更直後やシステム更新の直後は既定のホームアプリが切り替わり、前のホーム画面に置いていたウィジェットが丸ごと見えなくなることがあります。この場合、元のホームアプリに戻せば配置も戻るケースが多いので、初期化の前に必ず確認してください。
「レイアウトのロック」は、オンにするとアイコンやウィジェットが動かなくなる設定です。配置が固まってから最後にオンにしておくと、ポケットの中の誤操作で時計が消える事故を防げます。
ホーム画面ウィジェットと「常時表示(AOD)」は別物
ここを取り違えると、いくら設定しても求めている表示になりません。整理すると次のとおりです。
- ホーム画面ウィジェット=ロックを解除してホーム画面を開いているときに見える時計。この記事の手順で設定します。
- 常時表示(Always On Display)=画面を消灯した状態でも薄く時刻が出る機能。「設定」>「ディスプレイ」>「常に画面表示」などから、対応機種でのみ有効化できます。
- ロック画面の時計=ロック解除前の画面の時計。時計の書体や配置を変えられる機種があります。
「机に置いて、触らなくてもずっと時刻が見える状態にしたい」なら常時表示の側の設定です。対応機種の見分け方やバッテリーへの影響はAndroidの常時表示に向く時計アプリの比較にまとめています。充電しながら枕元で大きな時計として使いたい場合は、充電中のスマホを大きなデジタル時計にする設定のほうが目的に近いはずです。
なお、ウィジェットの時刻そのものがずれている場合は表示設定ではなく時刻同期の問題です。原因の切り分けはスマホの時刻がずれる原因と直し方を参照してください。
ウィジェットでは物足りないときの選択肢
実務でよくあるのが「ホーム画面の時計は結局アイコンに埋もれて見ない」というものです。ホーム画面は本来アプリを起動する場所なので、時刻を見続けたい用途とは相性が良くありません。使っていない古い端末が手元にあるなら、その1台を時計専用にしてしまうほうが実用的です。
私たちは無料のブラウザ時計「集中時計」を公開しています。インストール不要で開いた瞬間に全画面のデジタル時計になるので、古いAndroidをスタンドに立てて置き時計にする用途に向いています。記事の途中で恐縮ですが、こうした使い方も試していただけたら嬉しいです。

手持ちの端末を置き時計に仕立てる具体的な手順はスマホを時計にする方法、テーブルに立てて使うアプリ選びはスマホを置き時計にするアプリの比較が参考になります。
まとめ
- 追加はホーム画面長押し →「ウィジェット」→「時計」をドラッグの3ステップ。
- 大きくしたいときは、配置後に長押しして出る白いハンドルをドラッグする。
- 消えたときは再起動 → 別ページ確認 → 時計アプリの無効化確認 → ランチャーのキャッシュ削除 → レイアウトのロック → 既定のホームアプリの順に切り分ける。
- 画面を消しても時刻を出したいなら、ウィジェットではなく常時表示(AOD)の設定を見る。
設定まわりの困りごとを社内で毎回調べ直しているなら、その調べ物自体を仕組みにできる余地があります。業務のどこをAIに任せられるかの整理からご相談いただけます。
よくある質問
Androidのホーム画面に時計を追加するにはどうすればいいですか?
ホーム画面の何もない場所を長押しし、表示される「ウィジェット」をタップして、一覧の「時計」から好みの形をホーム画面へドラッグします。アプリを新しくインストールする必要はありません。
ホーム画面の時計をもっと大きく表示できますか?
できます。配置した時計ウィジェットを少しの間長押しすると、まわりに白いハンドル(枠)が表示されます。そのハンドルをドラッグして枠を広げると、時刻の文字も枠に合わせて大きくなります。枠を最大にしても足りない場合は、日付や天気が同居しないシンプルな時計ウィジェットに変えると数字が大きく描画されます。
ホーム画面から時計ウィジェットが消えたのはなぜですか?
多いのはランチャー(ホームアプリ)の一時的な不具合と、既定のホームアプリが入れ替わったケースです。端末の再起動、別のホーム画面ページの確認、時計アプリが無効化されていないかの確認、ランチャーのキャッシュ削除、レイアウトのロック設定、既定のホームアプリの確認、の順に切り分けてください。初期化は最後の手段です。
ウィジェット一覧に「時計」が出てこないときは?
「設定」>「アプリ」から時計アプリが無効化またはアンインストールされていないかを確認します。無効化されているとウィジェット一覧にも並びません。有効化しても出てこない場合は、ホームアプリのキャッシュ削除を試してください。
画面を消しても時刻を表示し続けたいのですが、ウィジェットでできますか?
できません。ホーム画面ウィジェットはロックを解除してホーム画面を開いている間だけ表示されます。消灯中も時刻を出したい場合は「設定」>「ディスプレイ」の常時表示(Always On Display)を使うか、古い端末をブラウザの全画面時計にして置き時計として使う方法があります。