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AI活用2026.07.27更新 2026.09.03

AIモデル2026まとめ|後半に来る新モデルを信頼度つき一覧

2026年に入ってから、主要AIベンダーのモデル発表は「数ヶ月に1回」ではなく「数週間に1回」のペースになりました。Anthropic は上半期だけでフラッグシップを4回更新し、OpenAI は GPT-5.6 を3ティア構成で一般提供、Google は Flash 系をほぼ月次で更新しています。一方で、日本語のまとめ記事には「Veo 4 が出た」「Llama 5 が登場」といった、公式には確認できない情報が混ざったものも少なくありません。

この記事は、2026年8月27日時点で公式に確認できる事実報道・リーク・根拠のない噂を記号で完全に分離した、AIモデルの一覧・ロードマップです。「次のAIモデルはいつ出るのか」を判断するための材料と、中小企業がこのペースにどう構えるべきかの判断フレームまでをまとめています。

最終更新: 2026年9月3日【2026年9月3日】2日続けて大きく動きました。①Google が2026年9月2日に Gemini 3.8 Flash と Gemini 3.8 Flash Cyber を一般提供(GA)開始。Flash 系は3.6(7月21日)→3.7(8月13日)→3.8(9月2日)と6週間で3世代進み、料金は3代とも同額(入力$0.75/出力$3.75・2026年12月31日まで)です。②OpenAI が2026年9月3日(米国時間)に GPT-6 Astra を発表・提供開始。名前は「GPT-6」か「Astra」かではなく GPT-6 Astra(モデルID gpt-6-astra)で確定し、API料金は入力$10/出力$50、コンテキストは1,050,000トークン、知識のカットオフは2026年4月30日と公表されました。ただし発表当日は一般提供ではなく、限定組織から数日かけて広がる段階です。
カレンダー上で次に来る確定日程(2026年9月3日時点)=9月24日 OpenAI Sora API 廃止(残り21日)/9月29日 Claude Sonnet 4.5 の提供保証期限(残り26日)/9月30日 Gemini
gemini-omni-flash-preview の廃止(残り27日)/10月15日 Claude Haiku 4.5 の提供保証期限(残り42日)/11月12日 Cursor 向け OpenAI モデル提供終了(残り70日)。
ここから下は、9月1日以前に書いた更新履歴です(当時の残り日数のまま残しています)。
2026年8月27日、Google が Gemini API のリリースノートに「Gemini 3.5 Transcribe が一般提供(GA)」を追加していることを確認しました(更新日は2026年8月26日)。音声認識の専用モデルで、ファイル向けの gemini-3.5-transcribe と WebSocket 双方向の gemini-3.5-transcribe-live の2本。日本語を含む85言語超の自動判別、話者分離(最大8人)、単語単位のタイムスタンプ、最大1,000語のカスタム語彙に対応し、料金は音声1分あたり約0.005ドル(Live は約0.009ドル)です。8月13日の Gemini 3.7 Flash 以来、13日ぶりのリリースノート追記で、Gemini 3.5 Pro は依然として deepmind.google で「coming soon」のままです(3.5 という数字は共通ですが別物)。詳細はGemini 3.5 Transcribeの料金と日本語文字起こしの記事にまとめました。また、8月26日が期日だった OpenAI Assistants API の停止と ChatGPT の o3 提供終了は、どちらも期日を通過しました(ただし OpenAI 公式はどちらも「2026年8月26日に削除/廃止する」という告知文のままで、「停止済み」という完了表記には切り替わっていないため、当サイトでは完了形では書いていません)。それ以外の一次ソースは変化なしで、新しいフロンティアモデルの発表はゼロです(platform.claude.com のモデル一覧は Fable 5/Opus 5/Sonnet 5/Haiku 4.5 の4本で Haiku だけ4.5世代のまま/docs.x.ai は8月21日更新で Grok 4.6 が最新・4.7/5 の記載なし/openai.com の news 一覧に8月20日以降のモデル発表なし)。残り日数も更新しました(Sora API 廃止まで残り28日/Claude Haiku 4.5 の提供保証は残り49日・いずれも2026年8月27日時点)。以下は8月26日の更新内容です。2026年8月26日に OpenAI の Deprecations と Anthropic のモデル一覧・提供終了ページ・料金ページを再点検しました。新しいモデルの発表はゼロで、確定日程にも変更はありません(残り日数を同日基準へ引き直しています)(Anthropic のモデル一覧は Haiku だけ4.5世代のまま/Gemini API のリリースノートは8月13日の Gemini 3.7 Flash が最新のまま/docs.x.ai は8月18日更新で Grok 4.6 が最新・4.7/5 の記載なし/deepmind.google は「3.5 Pro coming soon」のまま/OpenAI の news 一覧も8月13日の GPT-5.6 Ultrafast プレビュー以降にモデル発表なし)。予測市場は板ごとの累計取引額まで取得する方式に変えました——GPT-6 市場の「9月15日まで」「10月31日まで」、Gemini Pro 市場の「9月15日〜10月31日」は取引がほぼゼロで、これまで日々の変動として扱っていた値の一部は薄商いのノイズでした。表には出来高を併記しています。以下は8月19日の更新内容です。OpenAI から「公開時期」に直接効く発表がありました——OpenAI は2026年8月18日、公式ブログ「Pacing model development in an era of cyber-critical capabilities」で、次期モデル Astra を含む最新モデルの強化学習(RL)を2週間停止し、最大規模の計画中フロンティア RL 実行はいまも保留中であると公表しました。理由は能力不足ではなく、Astra がサイバー領域で Preparedness Framework 上の「クリティカル」水準に達しうると判断され、自社の監視・隔離体制の強化が追いつくまで待つ、というものです。予測市場はこれを受けて1日で崩れました——GPT-6 の「8月末までに出る」確率は 11%→4.5%、「9月末まで」は 39%→32.5%、Astra 名指しの「9月15日まで」は 59%→39.5%(いずれも8月18日→8月19日)。8月18日に本記事が書いた「市場は9月へ織り込みを戻している」という結論は、翌日に逆向きの事実になりました。年内(12月末)だけは 83.5%→81.5% とほぼ動いておらず、市場は「年内には出る。ただし時期は後ろへずれた」と見ています。その他の定点確認は変化なしでした(Gemini API のリリースノートは8月13日の Gemini 3.7 Flash が最新のまま、Anthropic のモデル一覧は Haiku だけが4.5世代のまま、docs.x.ai のモデル一覧に Grok 4.7/Grok 5 の記載はなし)。残り日数も更新しています(期日そのものも公式ページで再確認済み)。本記事は新情報が出るたびに更新します。2026年後半(H2)にこの期間ですでに出たフロンティア級モデルは Google の Gemini 3.6 Flash(7月21日)、Anthropic の Claude Opus 5(7月24日)、xAI の Grok 4.6(8月12日)、Google の Gemini 3.7 Flash(8月13日)の4本です。カレンダー上で次に来る確定日程は、2026年9月24日:OpenAI Sora API 廃止(残り25日)/2026年9月29日:Claude Sonnet 4.5 の提供保証期限(残り30日)/2026年10月15日:Claude Haiku 4.5 の提供保証期限(残り46日)/2026年11月12日:Cursor 向け OpenAI モデル提供終了(残り74日)の4つです(残り日数は2026年8月30日時点)(8月26日の Assistants API 停止と ChatGPT の o3 終了は通過済み)(2026年8月20日に OpenAI の Deprecations と Anthropic の提供終了ページで期日そのものを再確認済み。Claude Opus 4.1 の提供終了は8月5日、ChatGPT Atlas の終了予定日は8月9日で、どちらも通過済み。ただし Atlas は OpenAI 公式ヘルプが本稿時点でも「is scheduled to stop working」=予定形のままで、終了の完了は明示されていません)。なお、8月31日に予定されていた Claude Sonnet 5 の導入価格の終了($2/$10 → $3/$15)は取りやめになり、$2/$10 が標準価格になりました(2026年8月20日にも公式の料金ページで注記が継続していることを確認)。

もう1件、確定日程として押さえておきたいのが2026年8月26日のOpenAI o3のChatGPTからの提供終了です。移行先の選び方はOpenAI o3はいつ終了?移行先ガイドにまとめています。

結論:Astra は2026年9月3日に出た。まだ来ていない次世代は Gemini 4 だけ

【2026年9月7日 更新】この記事が「これから来る」と扱ってきた2つのうち、OpenAI の Astra は 2026年9月3日に「GPT-6 Astra」として発表・提供開始されました。APIは9月6日に通常のAPIキーへ開放され、ChatGPT側は9月7日時点でも公式に「一般提供はまだ」とされています(GPT-6 Astraの発表内容・料金・使える条件)。したがって2026年9月7日時点で「ベンダーが存在を認めているのにまだ出ていない次世代モデル」は Google の Gemini 4 だけです。以下は、その判断のもとになった経緯です(記述は当時の日付のまま残しています)。

2026年8月20日時点では、ベンダー自身が公の場で存在を認めている次世代モデルは Google の Gemini 4 と OpenAI の Astra の2つでした。まず Gemini 4 について、Alphabet の2026年第2四半期決算に合わせた Sundar Pichai 氏のメッセージには「私たちは Gemini 4 に向けて、これまでで最も野心的な事前学習を開始しました(We have started our most ambitious pre-training run yet, for Gemini 4)」という一文があります。ただし公開時期は明言されていません

もう1つが OpenAI の次世代モデルです。7月時点では Bloomberg 報道(Sam Altman 氏が米政府・議員に次世代モデルをブリーフィングする)しか手がかりがありませんでしたが、2026年8月に OpenAI 自身の公式ページで名前が出ました。数学・理論計算機科学の未解決問題10件を解いた成果の発表ページに「The results were achieved by an internal version of Astra, our next major model.(これらの結果は、当社の次の主要モデルである Astra の社内バージョンによって達成された)」と書かれています。さらに2026年8月7日付のセキュリティ告知では「Astra is an upcoming model(Astra は近く登場するモデル)」とされ、社内評価の結果 Preparedness Framework 上のクリティカルなサイバー能力を排除できないと結論したこと、そのため隔離環境・モデル重みの保護強化・常時監視といった対策を先に講じたことが公表されました。名前は判明しましたが、公開日・価格・スペックはいずれも未公表です。それ以外の「GPT-6」「Grok 5」「Qwen 4」「Veo 4」は、8月15日時点で公式の裏付けがない、あるいは存在自体が確認できないものです(8月12日に xAI が出したのは Grok 5 ではなく Grok 4.6 でした。次の Grok 4.7 も、8月15日時点で公式発表はなくマスク氏のX投稿だけが情報源です)。

この記事の信頼度の見方(◎○△×)

AIモデルの「次は何が来るか」は、事実と願望が混ざりやすい領域です。この記事では、すべての未発表モデルに次の4段階の信頼度を付けています。記号がついていない断定は、この記事には書きません。

記号

意味

判断基準

実務での扱い

公式発言

ベンダーの公式ブログ・決算資料・公式SNS・開発者ドキュメントに記載がある

存在は前提にしてよい。ただし時期は別問題

報道

Bloomberg・CNBC など、取材に基づく報道機関が複数または信頼性高く報じている

計画として想定に入れてよい。仕様は変わりうる

リーク・推測

SNS上のリーク、予測市場、過去サイクルからの推測のみ

意思決定の根拠にしない。話題として把握するだけ

×

根拠なし/否定

ベンダーの言及がゼロ、または公式に否定・別方針が示されている

社内資料や提案書に書かない

注意していただきたいのは、◎(公式発言あり)でも「いつ出るか」は別問題だという点です。実際 Google の Gemini 3.5 Pro は、2026年5月の Google I/O で Pichai 氏が6月公開に言及していたにもかかわらず、2026年8月20日時点でも一般提供されていません(同日に Google DeepMind の公式モデルページを確認したところ、掲載されている Pro の最新版は Gemini 3.1 Pro で、3.5 Pro には「coming soon」と付されたままでした)。存在の確度と時期の確度は分けて考える必要があります。

📅 これから来るAIモデル一覧(信頼度つき・2026年9月3日時点)

2026年後半に登場が取り沙汰されているモデルを、信頼度順に並べたものが下の表です。「予想時期」の欄が空欄・不明のものは、根拠のある時期情報が存在しないという意味です。

モデル

ベンダー

信頼度

予想時期

根拠

Gemini 4

Google

(存在)/△(時期)

不明(予測市場は年内を有力視)

Alphabet Q2決算のCEOメッセージで事前学習開始を明言

Gemini 3.5 Pro(一般提供)

Google

(存在)/○(遅延)

未定・遅延中

I/O 2026で言及済み。Bloombergが遅延を報道。8月11日時点も公式ページは「coming soon」

Astra(OpenAI の次の主要モデル)

OpenAI

(存在)/×(時期)

未公表

OpenAI公式ページに「our next major model」「one of our upcoming models」と明記(2026年8月)。公開日・価格・スペックはゼロ

次の Flash 系(3.7 Flash は8/13に公開済み

Google

継続的(3.6 Flash 7/21 → 3.7 Flash 8/13=約3週間間隔)

Flash系の高頻度更新が実績として継続。ただし「次」の名称・時期はGoogle公式に一切の言及がなく、3.8 Flash のような商品名は確認できない

GPT-6 / GPT-5.7(という名前で出ること)

OpenAI

不明(予測市場は年内83.5%・Astra名指しなら9月15日59%・10月末86.5%/2026年8月18日取得)

SNSリークと予測市場のみ。OpenAI が使っている呼称は Astra で、GPT-6 という商品名への公式言及はゼロ

Grok 5

xAI

△(存在)/△(時期)

不明・延期を繰り返している(8月12日に出たのは Grok 4.6。次は Grok 4.7 で、マスク氏によれば初期学習を終え9月上旬見込み)

Musk氏のX投稿のみ。公式リリース計画は非公表(4.7 も x.ai の発表・モデルカード・料金はいずれも未公開)

Qwen 4

Alibaba

2026年9月説(リーク)

単一のリーク情報のみ。Alibabaは存在を認めていない

Claude Haiku 5

Anthropic

不明

「Haikuだけ4.5世代」という構造からの推測のみ

DeepSeek V5 / R3

DeepSeek

×

公式言及ゼロ

Veo 4

Google

×

Googleは発表も確認もしていない(後述)

Llama 5

Meta

×

Metaはクローズド路線のMuse Sparkへ転換(後述)

Sora 3

OpenAI

×

Soraブランド自体が終了(後述)

◎ Gemini 4:唯一「公式に存在が認められた」次世代モデル

Gemini 4 について Pichai 氏は、2026年7月の決算関連の発言で「Gemini 4 が出るときのフロンティアの水準で競争したい」「これまでより大幅に大きなベースモデルが必要になる」といった趣旨を述べています。9to5Google「What Google has teased about Gemini 4」によれば、社内の進捗については「外に出すときには喜んでもらえると確信している」とも語っています。

一方で、公開時期についてGoogleは一切コミットしていません。予測市場 Manifold Markets の Gemini 4 リリース時期マーケットでは2026年内リリースに8割強の確率が置かれていますが、これは参加者の総意であって公式情報ではありません。前段の Gemini 3.5 Pro が遅延していることを踏まえると、時期は流動的と見るのが妥当です。

◎ OpenAI の Astra:2026年9月3日に「GPT-6 Astra」として提供開始

【2026年9月5日・最新】OpenAI は2026年9月3日(米国時間)に GPT-6 Astra を発表し、同日から提供を開始しました。あわせて、8月18日に「保留中」としていた大規模フロンティアRLを2026年8月28日に再開したことも書かれています(小規模な実験的学習の一部は保留継続)。OpenAI は Astra が Preparedness Framework の「サイバーセキュリティ能力のCriticalしきい値に達した」と判断したうえで、安全対策が整ったとして公開へ進むとしています。ただし高度なサイバー用途は当初アルファテスターに限定され、その後 Daybreak Blue 経由で防御目的の利用へ広げる形です。公開に伴って価格とスペックも確定し、入力$10/出力$50・コンテキスト1,050,000トークン・知識カットオフ2026年4月30日と公表されました(272Kトークンを超えるリクエストは入力2倍・出力1.5倍)。実務側の注意として、安全機構が正当な作業を止めることがあり、API ではタスクがその場で停止すると明記されている点は、長時間動かすエージェント処理を組む場合に効いてきます。

以下は、8月時点の経緯です。

2026年8月、OpenAI は自社の公式ページで次世代モデルの呼称を明かしました。数学・理論計算機科学の未解決問題10件を解いた成果の発表ページに「The results were achieved by an internal version of Astra, our next major model.」とあり、続く2026年8月7日付のセキュリティ告知でも「Astra is an upcoming model」と書かれています。同告知では、Astra の社内評価でエージェント型コーディングとサイバーセキュリティに顕著な進展が見られ、Preparedness Framework 上のクリティカルなサイバー能力を排除できないと結論したこと、そのため隔離テスト環境・モデル重みの保護強化・常時監視の導入に加え、要件を満たさない社内活動を一時停止したことが公表されました。GPT-5.6 Sol までは「High(クリティカルではない)」評価だったとも明記されています。

実務上の読み方は2つです。第一に、次の主要モデルは実在し社内では動いている。第二に、安全性の手当てが公開ペースを律速しうる段階に入ったため、「社内で動いている=すぐ出る」ではありません。公開日・価格・コンテキスト長・提供プランはいずれも未公表のままです。

この流れの前段にあたるのが Bloomberg の報道です。Bloomberg は2026年7月21日、Altman 氏がトランプ政権と米議会に対して次世代AIモデルについてブリーフィングを行う予定だと報じました(Bloomberg「OpenAI's Altman to Brief US Officials on Next Wave of AI Models」)。同記事は有料ですが、Claims Journal による転載記事で本文を確認できます。

転載記事で確認できる具体的な言及は、OpenAI の広報担当者による「このモデルファミリーには、特に仕事とその規模拡大に関して、非常に興味深い能力が出てくると考えている」という趣旨のコメントまでです。報道時点ではモデル名・パラメータ数・公開日はいずれも報じられていませんでした。その後8月に名前(Astra)だけが公式に明かされた、という順序です。「GPT-6が8月に出る」といった記述を見かけたら、それは報道ではなくリークか推測です。

◎ GPT-6:2026年9月3日に「GPT-6 Astra」として発表。名前の論点は決着した

【2026年9月5日・最新】この記事が長く「未確定」と書いてきた「GPT-6 という名前で出るのか」は決着しました。正式名称は GPT-6 Astra、APIのモデルIDは gpt-6-astra で、世代名(GPT-6)と呼称(Astra)が併記される形になりました。Polymarket に「GPT-6」市場と「Astra」市場が並立し、9月3日時点で約11ポイントの差があったのは、この併記の可能性を市場が織り込みきれていなかったためです。予測市場の期限そのもの(9月中)は当たりましたが、名前の分岐については両市場ともYES決着になりました。詳細はGPT-6 Astraの料金・性能・使える条件にまとめています。以下は発表前の経緯を記録として残します。

GPT-6 は2026年7月上旬にコミュニティのリークとして浮上しましたが、OpenAI はモデルカード・スペック・価格・公開日のいずれも公表していません。そして8月、OpenAI が次の主要モデルに使っている呼称が Astra だと公式に判明しました。さらに2026年8月18日、OpenAI は「最大規模の計画中フロンティア RL 実行はいまも保留中」と公式ブログで明言しました。公開日について OpenAI 自身が出した、初めての「遅らせている」というシグナルです。参考データとして、予測市場 Polymarket「GPT-6 released by…?」の直近(2026年8月20日取得・1日で二桁ポイント動きます)の価格は以下のとおりです。8月18日・8月16日時点の値も併記しました。

期限

確率(2026年8月20日取得)

その板の累計取引額

参考:8月19日

2026年8月21日まで

0.3%

約15.1万ドル

1.8%

2026年8月31日まで

2.4%

約22.4万ドル

4.5%

2026年9月30日まで

22%

約23.5万ドル

32.5%

2026年10月31日まで

58.5%

約775ドル(薄商い)

38%

2026年12月31日まで

80.5%

約14.0万ドル

81.5%

前回この欄に書いた「反発」は、1日で消えました。8月18日時点では「8月末が11%、9月末が39%へ反発した」と書きましたが、8月19日に取り直すと8月末 4.5%・9月末 32.5%・10月末 38% と、9月〜10月の行がまとめて下がっています。今回は下げた理由がはっきりしています。同じ8月18日に OpenAI が RL 実行の保留を公表したためです。予測市場が動いた理由を一次情報で特定できるケースはむしろ珍しく、「公式の減速開示 → 翌日にオッズが崩れる」という因果がそのまま見えています。一方で年内(12月末)は 83.5%→81.5% とほぼ横ばいです。「年内に何かは出る。ただし時期は後ろへずれ、しかも名前が GPT-6 になるとは限らない」——これが8月19日時点の構図です。そして、この数字が1日で二桁ポイント動くという事実のほうが、実務上はもっと重要です。オッズを社内資料に引くなら必ず取得日を添えて、判断の直前に取り直してください。なお7月31日・8月7日を期限とする市場はいずれも「リリースされなかった」で決着済みで、8月14日を期限とする市場も公開がないまま通過しました。7月に出回っていた「8月ローンチ」というリークは、すべて外れたことになります。

Astra 専用マーケットができたので「名前の分」を切り分けられるようになった

Polymarket には 「OpenAI's Astra released by…?」という Astra 名指しのマーケットが立っています。商品名を問わず「Astra が出るか」を測る市場なので、上の「GPT-6 という名前で出るか」の市場と並べると、差額がそのまま「名前が GPT-6 になる分の織り込み」として読めます。

期限

Astra が出る(2026年8月20日取得)

GPT-6 という名前で出る(同日取得)

参考:Astra 8月19日

2026年8月15日まで

期限通過(未リリース)

期限通過

2026年8月31日まで

8%

2.4%

12.5%

2026年9月15日まで

39.5%

12%(薄商い)

39.5%

2026年9月30日まで

73.85%

22%

71.25%

2026年10月31日まで

87%

58.5%(薄商い)

82%

8月20日は Astra 側がほぼ横ばいでした。「9月15日まで」は 39.5% で8月19日から変わらず、「9月30日まで」は 71.25%→73.85%、「10月31日まで」は 82%→87% とわずかに戻しています。「秋のどこかで次の主要モデルは来る」という前提は生きているが、9月前半という具体的な日取りは崩れたまま、と読むのが8月20日時点では妥当です。なお、GPT-6 市場との差を読むときは板ごとの出来高に注意してください。GPT-6 側の「9月15日まで」(累計約200ドル)と「10月31日まで」(同約775ドル)はほとんど約定しておらず、差の数字がそのまま「名前が GPT-6 になる分の織り込み」を表しているとは言えません。厚い板どうしで比べられるのは「8月31日まで」(Astra 8% / GPT-6 2.4%)と「9月30日まで」(Astra 73.85% / GPT-6 22%)の2組です。実務的な含意もシンプルで、社内資料や企画書で「GPT-6が出たら」と書くのをやめて「OpenAI の次期モデル(Astra)が出たら」と書いておくほうが、あとで書き直さずに済みます。

これはあくまで市場参加者の見立てであり、OpenAI の計画ではありません。実際、2026年前半には「次はGPT-6」というリークが繰り返し流れましたが、実際に出たのは4月23日の GPT-5.5、そして7月9日の GPT-5.6 でした。予測市場は「まだ出ていない」という事実の傍証としては有用ですが、日付の根拠にはなりません。GPT-6 単体の詳しい整理はGPT-6 Astra発表|いつ使える?料金と性能にまとめています。

2026年前半〜7月にすでに出たモデル(ベンダー別)

「次を待つべきか」を判断するには、まず今何が使えるのかを正確に把握する必要があります。ここからは2026年8月20日時点で実際に提供されているモデルを、ベンダー別に整理します。

OpenAI

OpenAI は2026年7月9日、GPT-5.6 を ChatGPT・Codex・API で一般提供開始しました。特徴はSol / Terra / Luna という3ティア構成で、OpenAI はこれを「独自のペースで進化しうる恒久的な能力ティア」と位置づけています。つまり今後のバージョンでも Sol / Terra / Luna という名前は残る想定です。

モデル

公開日

入力/出力(100万トークンあたり)

コンテキスト

位置づけ

GPT-5.6 Sol

2026/7/9

$4 / $20(長コンテキスト時 $8 / $30)

約105万トークン

フラッグシップ。複雑なエージェント・研究用途

GPT-5.6 Terra

2026/7/9

$2 / $12

約105万トークン

本番運用向けのバランス型

GPT-5.6 Luna

2026/7/9

$0.20 / $1.20

約105万トークン

分類・振り分けなど大量処理向け

GPT-5.5

2026/4/23

GPT-5.6の前世代

GPT-Image-2

2026/4/21

画像生成の従量課金

生成前に推論する画像モデル。2K解像度・多言語テキスト描画

実務上の注意点として、2026年7月30日に Terra が $2/$12、Luna が $0.20/$1.20 へ引き下げられましたSol は2026年8月27日時点の公式料金ページで短コンテキスト $4/$20・長コンテキスト $8/$30 となっており、同ページには「Sol の割引料金は少なくとも2026年11月21日まで」との注記があります。最大2.5倍速・料金2倍の「Fast モード」も追加されました)。また GPT-5.6 には長文コンテキスト時の割増料金があるため、100万トークン級のコンテキストを常用する設計では標準料金より高くなりうる点を見積もり時に必ず確認してください。一方でキャッシュ済み入力は Sol の短コンテキストで $0.40/100万トークンと通常の10分の1なので、共通のシステムプロンプトや参照資料を繰り返し使う設計はコストを大きく下げられます。

GPT-Image-2 は2026年4月21日公開で、OpenAI 開発者ドキュメントの GPT Image 2 ページにスナップショット ID「gpt-image-2-2026-04-21」が記載されています。日本語を含む多言語のテキスト描画精度が大きく改善したと報じられており、バナーやチラシのラフ作成といった用途では検討価値があります。

GPT-5.6 の3ティアをどう使い分けるかは、GPT-5.6(Sol・Terra・Luna)の提供状況と料金を整理した記事で詳しく解説しています。

Google

Google は2026年、Gemini 3.x 系の高頻度更新とマルチモーダル基盤「Gemini Omni」の投入を並行して進めました。Flash 系は7月21日の3.6 Flash からわずか3週間で3.7 Flash(8月13日GA)、さらに約3週間後の3.8 Flash(9月2日GA)へ更新されました。Google 自身が公式ブログで「6週間で3本目の Flash リリース」と書いており、「上位の Pro 系は出ないが、Flash 系は数週間おきに刷新される」という2026年後半の傾向がはっきり出ています。

モデル

公開日

入力/出力(100万トークンあたり)

ポイント

Gemini 3.8 Flash

2026/9/2

$0.75 / $3.75
(2026/12/31まで。2027/1/1から$1.50 / $7.50)

Flash系の最新版。入力100万トークン/出力最大6.4万トークン、知識カットオフ2026年3月。HLE-Verified 54.9%。3.7 Flashと同額だが thinking の minimal が非対応(指定するとエラー)で Live API・画像生成にも非対応。同時に防御側限定の 3.8 Flash Cyber(Fairwind Program 経由)も公開

Gemini 3.7 Flash

2026/8/13

$0.75 / $3.75
(2026/12/31まで。2027/1/1から$1.50 / $7.50)

入力100万トークン/出力最大6.4万トークン、知識カットオフ2026年3月。3.6 Flash比で DeepSWE v1.1 が49.0%→65.3%、FrontierCode 1.1 Main が34.4%→43.6%。3.6 Flashと同額。9月2日の3.8 Flash GA後も提供継続で、Google は効率優先の用途では3.7 Flashの継続利用を案内

Gemini 3.6 Flash

2026/7/21

$0.75 / $3.75
(2026/12/31まで。2027/1/1から$1.50 / $7.50)

入力104万トークン/出力最大65,536トークン。公開時は$1.50/$7.50だったが、3.7 Flash の登場に合わせて同額まで低下

Gemini 3.5 Flash-Lite

2026/7/21

$0.30 / $2.50

大量処理向けの最廉価帯

Gemini 3.5 Flash Cyber

2026/7/21

非公開

脆弱性検出特化。政府・パートナー限定提供

Gemini Omni / Omni Flash

2026/5/19(I/O 2026)

any-to-any生成。クリップは10秒上限。SynthID透かし+C2PAが常時付与

Nano Banana Next

2026/5(I/O 2026)

画像生成の最新版。Nano Banana 2(2026/2/26)の後継

Gemini 3.5 Pro

未提供

I/O 2026で6月公開に言及されたが遅延中

Gemini Omni について実務上重要なのは、生成した動画に付与される SynthID 透かしと C2PA の Content Credentials は無効化できない点です。APIにオフにするフラグはありません。制作物に「AI生成である」というメタ情報が必ず残る前提で使う必要があります。

Gemini 3.5 Pro の遅延については、Bloomberg が2026年7月16日に「コーディング性能が社内目標に届かず、数ヶ月遅れている」と報じています(Bloomberg「Google Gemini Launch Delayed as Tech Falls Short of Internal Goals」9to5Google による詳報)。Google はパートナーとのテスト中であることを認めていますが、新しい公開時期は示していません。料金や使いどころはGemini 3.6 Flash の料金と使い方をまとめた記事にまとめています。

Anthropic

2026年上半期、フラッグシップの更新頻度が最も高かったのが Anthropic です。公式のClaude モデル一覧ドキュメントに基づく現行ラインナップは次の通りです。

モデル

公開日

入力/出力(100万トークンあたり)

コンテキスト

知識カットオフ

Claude Fable 5

2026/6/9

$10 / $50

100万トークン

2026年1月

Claude Opus 5

2026/7/24

$5 / $25

100万トークン

2026年5月

Claude Sonnet 5

2026/6/30

$2 / $10(当初は8/31までの導入価格。値上げは取りやめ・標準価格化)

100万トークン

2026年1月

Claude Haiku 4.5

2025/10/15

$1 / $5

20万トークン

2025年2月

Claude Mythos 5

2026/6/9

Fable 5と同等

100万トークン

2026年1月

知識カットオフについては、2026年9月1日の Fable 5.1 で状況が変わりました。Fable 5.1 は2026年6月とラインナップで最も新しく、それまで起きていた「最上位の Fable 5(2026年1月)のほうが Opus 5(2026年5月)より知っていることが古い」という逆転は解消されています。ただし Fable 5 を使い続ける場合はこの逆転がそのまま残ります——最新の出来事に関する調べものでは、上位モデルを選べば必ず有利とは限りません。

もうひとつ実務で効くのが提供終了スケジュールです。Claude Opus 4.1(claude-opus-4-1-20250805)は2026年8月5日に提供終了しました。2026年8月8日に公式のモデル提供終了ページを確認したところ、状態表記はすでに Retired(=もう使えない)へ切り替わっており、提供終了履歴にも「This model was retired August 5, 2026.」と明記されています。このモデルIDへのリクエストはすでにエラーになりますので、旧モデルIDを直接指定して社内システムを組んでいる場合は、今日中に洗い出してください(Anthropic は Opus 4.8 以降への移行を推奨)。なお、この日付は Anthropic 自社運用の基盤の話で、Amazon Bedrock と Google Cloud は各社が独自の提供終了スケジュールを持ちます。なお、次に効く期日として長く挙げてきた2026年8月31日の Sonnet 5 導入価格の終了は、取りやめになりました。Anthropic 公式の料金ページは、当初8月31日までの導入価格として案内していた $2/$10 を現在は標準価格と明記しており、9月1日に予定されていた $3/$15 への引き上げは実施されません(2026年8月15日に公式ページで確認)。9月から Claude のAPI費用が1.5倍になる前提で組んだ予算は、引き直してください。移行にかかる費用感を事前に見積もりたい場合は、AIモデル移行のコスト見積もり|内訳5項目と概算式が参考になります。

Mythos 5 は Project Glasswing という招待制プログラムでの限定提供で、セルフサービスの申し込み窓口はありません。Opus 5 の料金や使えるプランについてはClaude Opus 5 の料金・対応プラン・Fable 5 との違いをまとめた記事で詳しく扱っています。また、Fable 5 がサブスクでいつまで使えるかを整理した記事も合わせてご覧ください。

xAI

xAI は2026年8月12日に Grok 4.6 を公開しました。公式リリースノートによれば、Artificial Analysis Intelligence Index で GPT-5.6 Sol と並ぶ61点、CursorBench v3.2 で69.9%、DeepSWE v1.1 で65.9%。API 単価は入力 $2/出力 $6 と Grok 4.5 から据え置きで、Cursor・Grok Build・API・OpenRouter・Vercel・Cloudflare で提供されています。「長時間動き続けるエージェント」向けという位置づけで、Grok 5 の前倒しではありません。そして次に控えているのも Grok 5 ではなく Grok 4.7 です。マスク氏は2026年8月12日のX投稿で「初期学習は完了し、いまは SpaceX 社のデータを大量に追加学習させている。3〜4週間で準備が整うはずだ」と述べており、2.1兆パラメータ(4.6 の1.5兆から拡大)で「4.6 よりあらゆる面で優れるが提供速度はやや遅い」としています。単純計算では9月上旬の公開見込みです。ただしこれらはすべてマスク氏本人のX投稿が出所で、xAI(SpaceXAI)公式の発表ブログ・モデルカード・API料金・モデルIDは2026年8月20日時点でひとつも公開されていません(docs.x.ai のモデル一覧・リリースノート・x.ai/news の3か所で不掲載を確認)。4.7 前提の見積もりはまだ作れない、というのが実務上の結論です。その前は2026年7月9日に Grok 4.5 を一般公開していました(前日の7月8日に開発ツール Cursor 向けに先行提供)。1.5兆パラメータ規模の「V9」基盤モデルを MoE(Mixture of Experts)構成で使っていると報じられていますが、xAI は公開時に公式ベンチマークを出していません。「Opusクラス」という表現は Musk 氏の自己申告であり、第三者検証ではない点に注意が必要です。

モデル

公開日

入力/出力(100万トークンあたり)

コンテキスト

Grok 4.6

2026/8/12

$2 / $6(キャッシュ $0.50)

50万トークン

Grok 4.5

2026/7/9(一般公開)

$2 / $6(キャッシュ $0.50)

50万トークン

Grok 5

未リリース

Grok 5 は2025年終盤から公開時期の見通しが繰り返し後ろ倒しになっています。6兆パラメータといった数字が流通していますが、これらはいずれも xAI の公式発表ではありません。2026年7月25日にマスク氏が示唆した「4.6は約2週間後、4.7は約4週間後」のうち、4.6 は8月12日に実際に出ました(予告から18日)。次に来ると予告されているのも Grok 5 ではなく 4.7 です。

Meta

Meta は2026年、これまでのオープンウェイト路線から方針を変えました。2026年4月8日、Meta Superintelligence Labs がMuse Spark(開発コードネーム Avocado)を公開。これは Meta 初のクローズドウェイト・API限定のフロンティアモデルです。Meta は「将来のバージョンではオープンソース化したい」と述べていますが、Muse Spark 自体の重みは公開されていません。

オープンウェイトの系列としては Llama 4 が引き続き提供されています。「Llama 5」というモデルは2026年8月20日時点で存在しません(詳細は後述の誤解セクション)。

中国勢

2026年前半、パラメータ規模の面で最も派手な発表が続いたのが中国勢です。ただし「発表」と「検証可能な提供」は別である点が、この領域では特に重要になります。

モデル

ベンダー

公開日

規模・特徴

検証状況

Kimi K3

Moonshot AI

2026/7/17

2.8兆パラメータのMoE。オープンウェイト

重み公開済み

Qwen3.8-Max-Preview

Alibaba

2026/7/19

2.4兆パラメータと自己申告。上海WAICで発表

プレビューのみ。ベンチマーク表・モデルカード・ライセンス未公開

GLM 5.2

Z.ai(智譜)

2026/6/13(API 6/16)

$1.40 / $4.40

Artificial Analysis の指標でオープンウェイト首位と報告

MiniMax M3

MiniMax

2026/6/1

約428B/アクティブ23BのMoE。100万トークンコンテキスト。テキスト・画像・動画をネイティブ処理

公開済み

DeepSeek V4-Pro / V4-Flash

DeepSeek

2026/4/24

MITライセンスのオープンウェイト

プレビュー版として公開

特に Qwen3.8-Max-Preview は注意が必要です。MarkTechPost の報道によれば、公開されているのはプレビューのエンドポイントのみで、ベンチマーク表もモデルカードもライセンスも出ていません。パラメータ数もアクティブパラメータ数も Alibaba の主張であり、第三者検証はされていない状態です。「Fable 5 に次ぐ性能」という表現も同様に自己申告です。

Mistral(欧州)

Mistral は2026年、フラッグシップの更新よりも実務用途と規制適合で存在感を出しています。旗艦は依然として Mistral Large 3(675Bパラメータ/アクティブ41B、256Kコンテキスト、Apache 2.0ライセンス)で、$0.50/$1.50 という価格は主要ベンダーの中でも際立って安価です。

モデル

時期

入力/出力(100万トークンあたり)

特徴

Mistral Large 3

2025/12

$0.50 / $1.50

675B/アクティブ41BのMoE。256Kコンテキスト。Apache 2.0

Mistral Small 4

2026/3

$0.15 / $0.60

119B/アクティブ6B。高スループット用途向け

Mistral OCR 4

2026/6

バウンディングボックス対応、170言語の文書抽出

Mistral の差別化はEUデータレジデンシーとオープンウェイトによる自社インフラでの運用です。データを国外に出せない、あるいは外部APIに出せない要件がある企業にとっては、性能の絶対値以外の理由で選ぶ価値があります。

リリース間隔の実データ:Anthropicは平均56日でフラッグシップを更新している

「次を待つべきか」を考えるうえで、感覚ではなく実際の更新間隔を見ておくと判断が変わります。2026年の Claude Opus 系の公開日から間隔を計算すると、次のようになります。

モデル

公開日

前モデルからの日数

Claude Opus 4.6

2026/2/5

Claude Opus 4.7

2026/4/16

70日

Claude Opus 4.8

2026/5/28

42日

Claude Opus 5

2026/7/24

57日

平均すると約56日(約8週間)に1回、最上位級モデルが更新されている計算になります。ここに Fable 5(6/9)と Sonnet 5(6/30)を加えると、Anthropic は2026年の約6ヶ月間で6つのフロンティア級モデルを出したことになります。OpenAI も GPT-5.5(4/23)から GPT-5.6(7/9)まで77日で、四半期に1回に近いペースです。

ここから導かれる実務的な結論はシンプルです。「次のモデルを待って導入判断を先送りする」という戦略は、8週間おきに同じ判断を繰り返すことになり、事実上いつまでも導入できません。後述する判断フレームは、この事実を前提にしています。

⚠️ よくある誤解:Veo 4・Sora 3・Llama 5 は存在しない

日本語のまとめ記事や社内資料でよく見かける、2026年8月20日時点では事実と異なる3つの記述を訂正します。いずれも「まだ出ていない」ではなく「その方向の計画自体が確認できない、または別方針になっている」ものです。

Veo 4:Googleは発表も確認もしていない

Google の動画生成モデルの公式ラインは、2025年10月公開の Veo 3.1 が最新です。2026年8月20日時点で、Veo 4 の公式モデルページ・API モデルID・モデルカード・価格ページのいずれも存在しません。Google I/O 2026 でも Veo 4 は発表されませんでした。

I/O 2026 で Google が発表した動画関連の新モデルは Gemini Omni であり、これは Veo 4 の改名ではありません。Gemini の推論レイヤーと、Veo・Nano Banana・Genie を含む生成メディア基盤を統合した別アーキテクチャです。「Veo 4 のリリース日」を解説している記事は、憶測を記事化したものと考えてください。

Sora 3:ブランド自体が終了し、APIは2026年9月24日に廃止される

「Sora 3」以前に、Sora というプロダクト自体が終了します。OpenAI は2026年3月にサービス終了を告知し、Sora の Web/アプリ体験は2026年4月26日に提供終了、そしてSora API は2026年9月24日に廃止されます。

これは実務に直接影響します。動画生成を Sora API に依存して組み込んでいる場合、2026年9月24日を過ぎるとその機能は動かなくなります。2026年8月26日から数えて残り28日です。代替の検討・移行テスト・本番切り替えを逆算すると、8月中には方針を決めておきたいタイミングです。

Llama 5:Metaはクローズド路線の Muse Spark に転換した

「2026年4月8日に Llama 5 が600Bパラメータ・500万トークンコンテキストで公開された」という記述を日本語・英語ともに複数見かけますが、これは事実ではありません。2026年4月8日に Meta が発表したのは Muse Spark(Meta Superintelligence Labs、コードネーム Avocado)で、Meta 初のクローズドウェイト・API限定のフロンティアモデルです。

つまり Meta は、フラッグシップに関してはオープンウェイト路線から離れた形になります。【2026年8月26日 追記】ただし「Meta がオープンウェイトをやめた」と言い切るのも正確ではありません。Meta は2026年8月9〜10日に Muse Glimmer 30B を Apache 2.0 で公開しており、Hugging Face には GGUF 版・ExecuTorch 版も並んでいます(`meta-models/Muse-Glimmer-30B`。8月26日時点でダウンロード53万件超)。正確には「最上位はクローズドの Muse Spark、手元に置ける層は Muse Glimmer と Llama 4 系」という二層構造です。なお llama.com のモデル一覧も、2026年8月27日時点で Muse Spark 1.2 / Muse Spark 1.1 / Muse Glimmer / Llama 4 / Llama 3 の5行になっており、Llama 5 の行はありません。この経緯と、誤情報の出どころの検証はLlama 5がいつ出るのかを一次情報で検証した記事にまとめました。社内資料や提案書に「Llama 5 を使えば重みを自社に置ける」と書いてしまうと、前提から誤ることになります。

中小企業はこのペースにどう向き合うか(判断フレーム)

8週間おきに最上位モデルが入れ替わる環境では、「全部追う」も「全部無視する」も現実的ではありません。実務では次の3つの構えを、用途ごとに使い分けるのが現実的です。

構え

向いている用途

判断基準

リスク

A. 最新を追う

調査・企画・コード生成など、精度が成果に直結し、出力を人が必ず確認する業務

モデル差が体感でわかる。切り替えコストが低い(プロンプトの微調整で済む)

毎回の検証工数。挙動が変わって既存の運用手順が合わなくなる

B. 1世代待つ

顧客対応チャット、社内ナレッジ検索など、安定性が精度より重要な業務

初期不具合・価格改定・提供条件の変更が落ち着いてから移行

競合が先に品質を上げる。安価な新世代への移行が遅れコストで負ける

C. 用途で固定する

請求書読み取り、分類、定型文生成など、必要精度が明確に足りている業務

現行モデルで要件を満たしている。ベンダーの提供終了予定日だけ監視

提供終了に気づかず突然止まる。相対的に割高な旧モデルを使い続ける

どの構えを取るにせよ、共通で必要なのは「使っているモデルIDと、その提供終了予定日の一覧」を社内に1つ持っておくことです。2026年だけでも、Claude Opus 4.1 は8月5日に提供終了済み、ChatGPT Atlas は8月9日の終了予定日を通過済み、Sora API は9月24日に廃止(2026年8月27日時点で残り28日)、Claude Haiku 4.5 の提供保証は10月15日まで(残り49日)と、期日が明確に決まっている変更が並んでいます。逆に、8月31日に予定されていた Claude Sonnet 5 の値上げのように「取りやめになる」期日もあるので、一覧は決め打ちにせず定期的に公式ページで洗い直すのが安全です。

この一覧化と移行の具体的な進め方はAIモデル提供終了への企業の対応で6手順にまとめています。

もうひとつ、2026年に実際に起きた事例として押さえておきたいのが「性能とは無関係な理由でモデルが止まりうる」ことです。Anthropic の Fable 5 / Mythos 5 は公開3日後の2026年6月12日、米商務省の輸出管理指令により全顧客向けにアクセスが停止され、6月30日に解除されるまで約19日間使えない状態が続きました(Anthropic の公式ステートメントCNBC の解除報道)。1つのモデルに業務が完全依存していると、こうした外的要因で止まります。重要な業務ほど、代替モデルへ切り替えられる設計にしておく価値があります。

なお、どのモデルを使うにせよ、業務データを外部AIに入力する際の線引きは事前に決めておく必要があります。AIに入力してはいけない情報を整理した記事も参考にしてください。

Mihata では、こうした「どのモデルを、どの業務に、どういう構えで使うか」を月1回のミーティング形式で一緒に決めていくAI導入支援や、社内ナレッジAIの構築を行っています。記事の途中で恐縮ですが、自社だけで判断しきれないと感じている場合は、よろしければ合わせてご覧いただけたら嬉しいです。

特定の業務に合わせた社内AIを作りたい場合は、独自AI開発のサービス内容もご確認いただけます。

【2026年9月3日】Google が Lyria 3.5 を公開プレビュー/OpenAI の Astra は市場が「数日以内」を織り込む

2026年9月4日に一次情報を取り直しました。新しいフラッグシップの発表はありませんが、動きが2つあります。

  • Google:Lyria 3.5 が公開プレビュー(2026年9月3日)。Gemini API のリリースノートに lyria-3.5-clip-previewlyria-3.5-pro-preview が追加されました。料金は1曲$0.04(30秒クリップ)/$0.08(フル尺)でLyria 3と完全に同額、無料枠なしも据え置きです。料金ページ上でLyria 3は「legacy(旧世代)」の見出しの下へ移りました。Fable 5.1(9/1)、Gemini 3.8 Flash(9/2)に続き、3夜連続で「新版なのに値上げなし」です——「新しいモデル=高くなる」という前提で予算を組む必要は、少なくとも直近の実績からは無くなっています(詳細はLyriaの料金と使い方の解説)。
  • OpenAI:Astra は9月4日時点でまだ未発表。ただし予測市場は「数日以内」を織り込んでいます。※2026年9月7日追記=この見立ては当日の観測としては正しかったものの、結論としては外れました。Astra は米国時間2026年9月3日に発表・提供開始されており、当サイトが9月4日に確認した時点では openai.com/news への反映を捉えきれていませんでした。下の「【2026年9月7日】」の節が最新です。)Polymarket の Astra 名指し市場では「2026年9月3日まで」の板が93.45%(累計取引額 約30.5万ドル=この市場で最厚)、「9月4日まで」が97.35%です。一方で当サイトが同日に確認した限り、openai.com/news の最新は9月1日付、API の Changelog の最新は9月2日付のエラーコード変更で、Astra の発表記事もモデル追加の記載もありません市場の確率は「もう出ている」の証拠ではありません(詳細はGPT-6 Astraの料金・性能と使える条件)。

もう1つ、モデルの新旧とは別に効く期日が増えました。OpenAI は2026年8月26日に文字起こしモデル4本(whisper-1 ほか)の廃止を告知し、2027年2月26日にAPIから削除すると明記しています。議事録や字幕の自動化は「AIを本格導入していない」会社でも使っていることが多い機能なので、このロードマップのなかでは最も広い範囲に静かに効く期日です(whisper-1の終了と移行先)。

【2026年9月7日】Astra は出た。9月最初の1週間で4社中3社が動いた

2026年9月7日に一次情報を取り直しました。9月の最初の1週間だけで、主要4社のうち3社が新しいモデルまたは新版を出しています。ロードマップとしての結論は「待つフェーズは終わり、選ぶフェーズに入った」です。

日付

出たもの

2026年9月7日時点の提供状況

9月1日

Claude Fable 5.1 / Mythos 5.1(Anthropic)

Fable 5.1 は一般提供。Mythos 5.1 は審査つきプログラム限定で、公式のモデル一覧に載らない

9月2日

Gemini 3.8 Flash(Google)

GA。料金は3.7 Flashと同額

9月3日

GPT-6 Astra(OpenAI)/Lyria 3.5 公開プレビュー(Google)

Astra はAPIが9月6日に通常提供へ。ChatGPT側は「一般提供はまだ」のまま

SpaceXAI(旧xAI)

唯一動いていない。Grok 4.7 は「9月上旬見込み」と言われながら、9月7日時点で公式ドキュメントに記載なし

OpenAI の ChatGPT リリースノートは、9月7日時点でも最新エントリが9月3日の「Introducing GPT-6 Astra」のままで、そこに書かれた「Astra is not yet generally available(一般提供はまだ)」が維持されています。発表から4日たっても、この1文は書き換わっていません。

xAI 側については、リリースノート自体は9月2日に更新されている(画像モデルの廃止告知)のに、そこに Grok 4.7 の記載がないという点が効きます。「ドキュメントの更新が追いついていないだけ」という説明が成り立たない状態です(Grok 5・Grok 4.7 の公式ソース確認の経緯)。

中小企業にとっての実務的な意味は1つです。9月1日〜3日に出た3本はいずれも値上げなし(Fable 5.1 はキャッシュ読み取りの75%値下げで実質約25%減、Gemini 3.8 Flash と Lyria 3.5 は据え置き)でした。一方 Astra だけは入力$10/出力$50 と GPT-5.6 Sol の2.5倍です。「最新に上げる」と「安くなる」が同時に起きる社と、そうでない社に分かれた週だった、という読み方をしておくと予算の判断を誤りません。

【2026年9月1日】Anthropic が Claude Fable 5.1 / Mythos 5.1 を発表(当日提供開始)

2026年9月1日、Anthropic が Claude Fable 5.1Claude Mythos 5.1 を発表し、同日から Claude API・AWS・Google Cloud・Microsoft Azure を含む全プラットフォームで提供を開始しました。APIモデルIDは claude-fable-5-1 です。

  • 料金は据え置き+実質値下げ:入力$10/出力$50は変わらず、キャッシュ読み取りだけが$1→$0.25へ75%引き下げ。Anthropicは典型的な業務で約25%、コンテキストとツールを多用するエージェント用途で最大約45%のコスト減としています。
  • 性能:Terminal-Bench-Science 0.1 が24.7%→52.6%、AutomationBench が17.1%→31.4%と大きく伸びる一方、CursorBench 3.2.0 は70.5%→73.4%と小幅。伸び幅は用途によって大きく違います
  • 知識カットオフ:2026年1月→2026年6月へ更新。Opus 5(2026年5月)より新しくなり、「最上位のほうが知識が古い」という逆転は解消されました。
  • Fable 5 は終わらない:Retired ではなく Legacy(引き続き利用可)へ移動。退役の下限日は2027年6月9日のままです。
  • 安全機構の緩和:サイバー関連の誤検知が約60%、生物学・医療の誤検知が約85%減。Fable 5.1 はソフトウェアの脆弱性の「発見」に使えるようになりました(攻撃コードの生成は不可)。

この更新は本記事の「Anthropicは平均56日でフラッグシップを更新している」という観測とも整合します(Fable 5 の6月9日から84日)。発表内容の詳細はClaude Fable 5.1の変更点と料金の解説にまとめました。

【2026年8月28日】OpenAI が Cursor へのモデル提供を打ち切ると発表(停止想定日 2026年11月12日)

モデルそのものの退役とは別に、「モデルは生きているのに、そのツールでは使えなくなる」という新しい型の期日が出ました。OpenAI は2026年8月28日、公式ブログ「Our decision on Cursor following its acquisition by SpaceX」で、Cursor へ自社モデルを提供する契約を終了する意向を SpaceX へ通知したこと、想定する停止日が2026年11月12日であることを公表しました。今後のモデル(Astra)も Cursor へは提供しないと明記されています。理由として、SpaceX 傘下の各社による過去の規約違反を挙げています。

背景には、2026年8月14日に Cursor(開発元 Anysphere)が SpaceX の傘下に入ったことがあります。この期日は「モデルの提供終了」ではなく「提供経路の終了」なので、当サイトの提供終了カレンダーとは別枠で扱っています。Cursor 自体が止まるわけではなく、Grok 系・Claude 系・Gemini 系については各社とも終了の発表をしていません。詳細と業務での備えはCursorでGPTが使えなくなる件の記事にまとめました。

個別モデルの詳細はこちら

この記事は全体の地図です。個別のモデルについては、それぞれの記事で料金・提供条件・実際の使いどころまで掘り下げています。

この記事の更新方針

AIモデルの状況は数週間単位で変わります。本記事は毎月更新を前提に運用しており、新しいモデルが発表された場合は「これから来る一覧」から「すでに出たモデル」へ移し、信頼度の記号を更新します。また、リークや噂が公式に否定された場合も、その旨を明記して残します。「間違っていた予測を消さずに残す」ことも、この記事の方針です。

2026年8月20日時点で、確実に言えるのは次の3点です。第一に、次世代モデルとして公式に存在が認められているのは Google の Gemini 4 と OpenAI の Astra の2つで、どちらも時期は未定であること(フラッグシップとして直近で実際に出たのは7月24日の Claude Opus 5 で、その後8月15日まで新しい最上位モデルの出荷はありません。OpenAI の Astra は2026年9月3日に「GPT-6 Astra」として提供が始まりました、xAI の Grok 4.7 もマスク氏の投稿があるだけで公式発表はありません)。第二に、いま動いているのは「新モデル」ではなく期日のほうで、Claude Opus 4.1 は8月5日に提供終了済み、ChatGPT Atlas は8月9日の終了予定日を通過済み、Sora API 廃止が9月24日(残り25日)、Claude Sonnet 4.5 の提供保証期限が9月29日(残り30日)、Haiku 4.5 の提供保証期限が10月15日(残り46日)、Cursor 向け OpenAI モデル提供終了が11月12日(残り74日)と続くこと(8月31日の Sonnet 5 値上げは取りやめになり、リストから外れました)。第三に、Veo 4・Llama 5・Sora 3 は、少なくとも現時点では存在しないということです。

自社の業務にAIをどう組み込むか、どのモデルを選ぶべきかでお悩みでしたら、現状のご事情をうかがったうえで一緒に整理いたします。お気軽にご相談ください。

これだけの頻度でモデルが更新され投資が続く状況を見て、「そろそろAI投資は行き過ぎではないか」と感じる方もいるはずです。判断材料はAIバブル崩壊はいつ?AI予算を絞る判断基準にまとめています。

よくある質問

次のAIモデルはいつ出ますか?

2026年8月20日時点で、ベンダー自身が存在を公表している次世代モデルはGoogleのGemini 4と、OpenAIのAstraの2つです。Gemini 4はAlphabetの2026年第2四半期決算に合わせたCEOメッセージで事前学習の開始が明言され、AstraはOpenAI公式ページで「当社の次の主要モデル」と明記されました。ただしどちらも公開時期は示されていません。OpenAIについてはBloombergが2026年7月21日に新しいモデルファミリーの存在を報じていますが、名称も日付も公表されていません。

GPT-6は2026年中に出ますか?

OpenAIは公式にGPT-6について一切言及していません。モデルカード、スペック、価格、公開日のいずれも未公表です。予測市場Polymarketでは2026年8月20日時点で、2026年12月31日までのリリースに約83.5%、9月30日までに約39%の確率が置かれています。ただしこれは「GPT-6という名前で出るか」の市場で、Astra名指しの市場では9月15日までが約59%、9月30日までが約76%と高くなります。いずれも市場参加者の見立てでありOpenAIの計画ではありません。2026年前半にも同様のリークが繰り返され、実際に出たのはGPT-5.5とGPT-5.6でした。

Veo 4やLlama 5はもう出ているのですか?

どちらも2026年8月20日時点で存在しません。Googleの動画生成モデルの公式ラインは2025年10月公開のVeo 3.1が最新で、Veo 4の公式ページもAPIモデルIDも価格も存在しません。MetaはLlama 5ではなく、2026年4月8日にクローズドウェイト・API限定のMuse Sparkを公開しており、オープンウェイトの系列はLlama 4のままです。

Sora APIはいつまで使えますか?

Sora APIは2026年9月24日に廃止されます(2026年8月27日時点で残り28日)。Webとアプリの体験はすでに2026年4月26日に提供終了しています。動画生成をSora APIに組み込んでいる場合、9月24日以降は動作しなくなるため、代替手段の検討と移行テストを8月中には始めておくことをおすすめします。

新しいモデルが出るまで導入を待つべきですか?

用途によります。2026年のClaude Opus系は平均約56日ごとに更新されており、待ち続けると事実上いつまでも導入できません。精度が成果に直結し人が出力を確認する業務は最新を追う、安定性が重要な顧客対応などは1世代待つ、必要精度を満たしている定型業務は現行モデルで固定して提供終了日だけ監視する、という使い分けが現実的です。

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